これならわかる！ネットワーク入門講座 第2版

水口克也(著者)

• 販売会社／発売会社: 秀和システム
• 発売年月日: 2016/12/01
• JAN: 9784798048659

商品レビュー

2021/12/23

キャラクターの対話形式で説明されていてわかりやすい。

印象に残ったこと。
・DMZとは外部にサーバーを公開するためのネットワーク。
・オンプレミスとは自社内にサーバーを置くこと。
・OSI参照モデルという規格を制定したのはISOという国際標準化機構。
・VPNとはバーチャルプライベートネットワークの略。仮想的な通信のトンネルを作り、企業の本社や支社などの拠点間を接続して通信できるようにしたり、外出先からインターネット経由で社内へのアクセスを可能にしたりできます。
・MACアドレスとは物理的なアドレスともいわれ、世界に1つだけの番号。
・スイッチの内部にはMACアドレステーブルと呼ばれるものがある。MACアドレスのテーブルとはスイッチのポート番号とそのポート番号を接続されているパソコンのMACアドレスが登録されるデータベースのことである。
・IPアドレスには、グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスという種類がある。グローバルIPアドレスは、プロバイダーから配布される。インターネットに直接接続されているパソコンやルーター等にはグローバルIPアドレスを割り当てるとともに、会社や家庭の卵内のパソコン等にはプライベートアドレスが割り当てられるような仕組みを採用している。
・ルーターはネットワークを分けることができる。スイッチだけのネットワークではすべてのパソコンスイッチが同じネットワークに所属することになる。ハブもスイッチと同じようにネットワークを分けることはできない。
・ポート番号。TCPヘッダの送信元ポート番号と宛先ポート番号が必要になる。0から1023番までのポートは、主要プロトコルで使用するように予約されている。これらのポートのことをウェルノウンポートと呼んでいる。1025番以降がランダムポートと呼ばれる。
・マンション全体をパソコンに例えてみよう。そしてアプリケーションをマンションの住人のAさん、Bさん、ポート番号を各部屋の番号に置き換えて考えてみよう。Aさん(アプリケーション）に荷物(データ)を届けるためには部屋番号(ポート番号)が22の部屋に届ければいい。ウェブブラウザでアクセスした場合任意のポートが自動で割り当てられている。よってサーバ側ではポート番号を決めておかないといけないが、クライアント側で決める必要は無い。