商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社インターナショナル |
発売年月日 | 2016/12/01 |
JAN | 9784797673326 |
- 書籍
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きずなと思いやりが日本をダメにする
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きずなと思いやりが日本をダメにする
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商品レビュー
3.9
12件のお客様レビュー
対話形式で進められていることもあって、思ったほど読みにくくなかった。 多様性をたびたび耳にする今こそ、必要な内容だと思った。
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簡単なまとめは最後に書かれている。 対談という形式になっていてスラスラ読める。 二人が類似しているので、どちらが長谷川真理子さんで、どちらが山岸俊男さんかわからなかった。長年の付き合いの結果だろうか? 思い込みのうち、『Factfulness』にもあったものとして、あちらの方...
簡単なまとめは最後に書かれている。 対談という形式になっていてスラスラ読める。 二人が類似しているので、どちらが長谷川真理子さんで、どちらが山岸俊男さんかわからなかった。長年の付き合いの結果だろうか? 思い込みのうち、『Factfulness』にもあったものとして、あちらの方々マインドや、昔は良かったマインドがあって、やっぱり進化論的に見ると、そうなのだということを改めて感じた。 心でっかちというのは、なるほどと思った。スローガンを掲げていても仕方がなくて、制度を変えなければ、すべてはうわごとに過ぎないというのも強烈なメッセージだった。 びくびくする人に対し、原理を持つといいよというのは参考になった。私自身がそうだからだと言えばそれまでだけど。。。多様性に対して、みんな一緒では価値がないというのが難しい。 まだ整理できていない。自由な対談なので、まとめにくい。
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ここのところ山岸俊男さんの本を3冊続けて読んでいるのだけれど、それは社会心理学者の山岸俊男さんが観る社会の景色を共有したいとおもってからだった。 でも、山岸さんの本はかつて読んだ記憶があるのだが、専門的で重厚で立ち向かうのに苦労した記憶があった。 この本も、そして数日前に読ん...
ここのところ山岸俊男さんの本を3冊続けて読んでいるのだけれど、それは社会心理学者の山岸俊男さんが観る社会の景色を共有したいとおもってからだった。 でも、山岸さんの本はかつて読んだ記憶があるのだが、専門的で重厚で立ち向かうのに苦労した記憶があった。 この本も、そして数日前に読んだ『リスクに背を向ける日本人』もそうだが対話を書籍にしているので、対談相手が見つめてる景色との対照性で、ずっと読み易くなり山岸さんが観ているだろう景色もくっきりと立ち上がってくる。 そして今回の対談のお相手の長谷川眞理子さんが行動生物学、進化生物学を専門にしているということもあって、山岸さんの見つめる現代社会の姿を、時間という厚みと、人類が携えている進化の過程のクビキをともなって、私の心にすとんと落ちる味付けをしてくれている。 この両分野の視点というのは、それぞれに読んでも引き込まれる好きな分野だけど、両者が合わさると、錐で穴を開けるように刺激をもって引き込まれ、想像を広げていってしまう。 次にはもう『しがらみを科学する』を読んでいる。
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