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破壊された男 ハヤカワ文庫SF
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破壊された男 ハヤカワ文庫SF

アルフレッド・ベスター(著者), 伊藤典夫(訳者)

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破壊された男 ハヤカワ文庫SF

880

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2017/01/10
JAN 9784150121112

破壊された男

¥880

商品レビュー

3.6

9件のお客様レビュー

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2025/01/19

アルフレッド・ベスターの特徴とも言える生命力に溢れる主人公ベン・ライクの暴れっぷりが面白かった。 どんどん人を巻き込んでいき、アングラにも躊躇なく首を突っ込み、人を利用しまくり、金をばらまき…と目的に向かってやりたい放題である。 宿敵となる警察官で一級エスパーのパウエルにさえ一目...

アルフレッド・ベスターの特徴とも言える生命力に溢れる主人公ベン・ライクの暴れっぷりが面白かった。 どんどん人を巻き込んでいき、アングラにも躊躇なく首を突っ込み、人を利用しまくり、金をばらまき…と目的に向かってやりたい放題である。 宿敵となる警察官で一級エスパーのパウエルにさえ一目置かれる有能でイケメンでモテモテのチート性能なベン・ライクだがエスパー能力はなく父親との確執で復讐に燃えるという真っ直ぐな純粋さもあって、ベスターの描く主人公は本当に魅力的だと感じた。 内容としては、SF要素もしっかりあるがミステリー要素も強い。 エスパーに心を読まれる犯罪ができない監視社会でどうやって殺人するか?という部分からどうやってベン・ライクを起訴するか?といった部分までテンポよく描かれていて疾走感がある。 終わり方も希望があって好きだった。 全体を通して古典SFらしい雰囲気もあって個人的に好みだったし、エスパー能力についての想像力、表現力はユニーク且つ見事だなと思った。

Posted by ブクログ

2022/06/21

ハヤカワSF文庫なんですけど、これミステリーですね。 古典の復刊だったみたいで、訳者の違いのこととか他の方の考察を見ているのが興味深かったです。 文章と内容は如何にもハヤカワSFな感じで、でもわかりにくくはないんですけど、なんか最後まで入り込めなかった。なんでだろ?

Posted by ブクログ

2021/12/20

エスパーが人の頭の中を覗き見られるので、殺人事件が70年以上も発生していない時代の物語。モナーク産業の社長であるベン・ライクは会社を守り成長するためライバル企業の社長であるドコートニーを殺害する。もちろんエスパーにばれないように綿密な計画を立ててだ。一方でニューヨーク市警心理捜査...

エスパーが人の頭の中を覗き見られるので、殺人事件が70年以上も発生していない時代の物語。モナーク産業の社長であるベン・ライクは会社を守り成長するためライバル企業の社長であるドコートニーを殺害する。もちろんエスパーにばれないように綿密な計画を立ててだ。一方でニューヨーク市警心理捜査局総監のパウエルは自身のエスパーとしての能力を活用しながら、ライクを追い詰めようとする。逃げるライクに追うパウエル。「顔のない男」に苦しめられるライク。そして驚きの真相が結末にくる。最後までスリル満点で楽しめました。

Posted by ブクログ

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