商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京書籍 |
発売年月日 | 2016/12/01 |
JAN | 9784487808410 |
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聖地巡礼Returns
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商品レビュー
4.3
6件のお客様レビュー
この夏は長崎に行きたかったが、コロナで行けず、代わりにと手にしたのが本書。キリシタンをテーマに長崎、大阪を紀行する。内容的には潜伏キリシタンを多く扱っている。 釈徹宗、内田樹両先生の当意即妙なやり取りが心地よい。出典等はなく、学術的なものではないのだが、ラフな「しゃべくり」の方が...
この夏は長崎に行きたかったが、コロナで行けず、代わりにと手にしたのが本書。キリシタンをテーマに長崎、大阪を紀行する。内容的には潜伏キリシタンを多く扱っている。 釈徹宗、内田樹両先生の当意即妙なやり取りが心地よい。出典等はなく、学術的なものではないのだが、ラフな「しゃべくり」の方がこのコンビには合っている気がする。特に内田先生がその土地に触れて反射的に発するコメントにはキラリと光るものがある。信長や秀吉は成長型の社会システム、家康は定常型として、アメリカも実は定常系なんだというのは面白い指摘だと思う。 4年前の刊行なので、その後、社会は変わっている。アメリカの定常的な社会に、中国が対抗できるほどに台頭してきた。長崎と天草の潜伏キリシタン遺産が世界文化遺産に登録。本書でも話題になった長崎県庁跡地活用はお2人の懸念通り混迷している。内田先生の自論の観光立国日本は、カジノはやめてよねという願いは叶わず、妙な方向へ進みかけていた矢先、コロナ禍で尻つぼみに。 宗教的に日本はあなどれません、という釈先生の言葉は印象的。身近なところに脈々と受け継がれる信仰を探すのもいいなと思うお盆のこの頃。
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長崎には若い頃、3回ほど行ったが、キリシタンをテーマにしてたわけではなく、ボーッとした観光旅行だったので、二十六聖人の石碑や大浦天主堂を見学しても、ふーんって感じだった。しっかり目的意識を持って、また長崎に行きたい。
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長崎にまた行ってみたい。次は隠れキリシタンの歴史を感じる旅にしたいです。長崎に長く暮らす人でさえ、その歴史に後ろめたさを抱えていると聞いて、ますます土地の持つ力に惹かれます。
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