商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 吉川弘文館 |
発売年月日 | 2016/12/01 |
JAN | 9784642058384 |
- 書籍
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平安京はいらなかった
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平安京はいらなかった
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商品レビュー
3.6
8件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
手ごわかったが、平安京がナニに向けて威容を見せつけなければならなかったかという宿命と、目的が「スゲェだろ」というダケなので、張りぼて・書割で十分役立つため、実権を奪い合う院政の時や、見え張りから作られたオーバーサイズを右京・左京の発掘の知見などから証明し、大内裏さえ神聖不可侵の場所のハズが、実務的には(幕府の管理下で行う朝廷しぐさ)公卿の屋敷よりはるかに小ぶりな里内裏で事足りると証明された、この先年を超える都は大和朝廷の背伸びからつくられたものなのだ
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著者が事実陳列罪で平安京から告訴されないか心配になるくらい、平安京をDISってる。 京都の土地勘があれば、もっと面白く感じれたんだろうなぁ。
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なんとなく平安京というと隅々まで手入れが行き届いた、美しい夢の都みたいなイメージだったが、それがいい意味で覆された。理想の都は一度も完成することがなく、民衆にとっては住みにくい、天皇の力を見せつけるための舞台装置であったことを考えると、むしろ荒廃している都こそ本当の姿なのかなと言...
なんとなく平安京というと隅々まで手入れが行き届いた、美しい夢の都みたいなイメージだったが、それがいい意味で覆された。理想の都は一度も完成することがなく、民衆にとっては住みにくい、天皇の力を見せつけるための舞台装置であったことを考えると、むしろ荒廃している都こそ本当の姿なのかなと言う気がする。舞台装置という意味では現在のブランド化された「京都」もその性格を引き継いでいるようであるし、京都の本当の姿というのは我々の憧れとは程遠いものなのかもしれない。
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