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コンピュータが小説を書く日 AI作家に「賞」は取れるか
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日本経済新聞出版社 |
発売年月日 | 2016/11/01 |
JAN | 9784532176099 |
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コンピュータが小説を書く日
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商品レビュー
3.8
18件のお客様レビュー
「平均的な人間は、文章を大して理解していないんじゃないか」「賢くなったのは人間であり、機械ではありません」人工知能が小説を書いた、と騒ぎたて人工知能をもてはやす現代を、技術の本質を紹介した上で批判するよい作品でした。僕自身、なんでもかんでも人工知能と呼んで、さも何でもできるかのよ...
「平均的な人間は、文章を大して理解していないんじゃないか」「賢くなったのは人間であり、機械ではありません」人工知能が小説を書いた、と騒ぎたて人工知能をもてはやす現代を、技術の本質を紹介した上で批判するよい作品でした。僕自身、なんでもかんでも人工知能と呼んで、さも何でもできるかのように思わせる報道やそう信じる人々には疑問を感じる毎日です。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
AI作家の正体とは? 星新一賞は人工知能による作品も受け入れている。この本が出版された2016年から10年近く経って、私はこの研究がどうなったのかも、星新一賞がどうなった(AI作家が受賞したかどうかも賞の要項が変わったかどうかも)知らない。しかしChatGPTなどが文章を書いてくれると話題になって、レポート課題を肩代わりさせる事例が出てくる今、気になった。人工知能が文章を書くとは? この本を読んで私が気付いたことは、プログラムによって型が決まった文章を生成することはできるということ、また、文章を生成するプログラムにどれだけ労力をかけるかが問題だということだ。著者の挑戦を読んだ限り、文の構造を決めて、そこに入るパーツを入れていくことで文章を生成するわけだから、本文でも触れられているが、定型文のメールなどや、天気予報やマーケット情報など報道関係で型が決まっているものは十分にできる。 文章を書く力、特にChatGPTのような文章生成AIが登場した今、人間はプログラムに頼りながら文章を作れる。では、人間に何ができて、プログラムには何をしてもらえばいいのだろう。出版された時点では、文の意味が通るかどうかの判定はまだプログラムには難しいようだ。ではそれが人間の役割だろうか。 プログラムが生成した文章を人間が修正しつつ使う。芥川賞受賞作家も生成AIを使っているそうだ。コンピュータには意識もなく自由意志もない。「書きたい」気持ちは人間にしかない。それならば、AIへの恐怖を語るより、AIと共になら何ができるか考えたい。適切な役割分担でよりよい小説ができるなら、楽しみである。
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・参考図書指定科目:「AI(人工知能)入門」 <OPAC> https://opac.jp.net/Opac/NZ07RHV2FVFkRq0-73eaBwfieml/a63eOBOMxCf7KozwriFsP3dh1Lk/description.html
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