商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2016/12/22 |
JAN | 9784834232547 |
- コミック
- 集英社
オネエな彼氏とボーイッシュ彼女(4)
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オネエな彼氏とボーイッシュ彼女(4)
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新刊を読むたびに「いい漫画」って事を再確認できる作品の一つ さりげなくない自画自賛に聞こえてしまうかも知れないが、この『オネエな彼氏とボーイッシュ彼女』に注目し、良さを半分以上は把握してるであろう私は、漫画読みとして中々のもんじゃなかろうか ネットを馬鹿にしているつもりは毛一本ほ...
新刊を読むたびに「いい漫画」って事を再確認できる作品の一つ さりげなくない自画自賛に聞こえてしまうかも知れないが、この『オネエな彼氏とボーイッシュ彼女』に注目し、良さを半分以上は把握してるであろう私は、漫画読みとして中々のもんじゃなかろうか ネットを馬鹿にしているつもりは毛一本ほどもないのだが、こういう好い作品は紙媒体で連載してほしい。週刊ヤングジャンプは、今んとこ、満席なので、可能性があるとしたら、現在、充電期間に入ってしまった増刊のミラクルジャンプが復活した時かな まぁ、リアルタイムで読んでいないから、こうやって、一冊に纏まった時、良さを噛み締められる利点もあるのだけど この(4)では(3)から始まった、千代彦とのぶ子の馴れ初めシリーズが見事な着地を見せてくれる。少し、と言うか、かなりジャンルが異なっているので、例えとしちゃ不適格だろうが、『銀魂』や『ONE PIECE』のように、過去パートに手が抜かれていない作品ってのは、他の作品より厚みを感じられるもんではないかな 「ああ、この二人は、こうやって知り合ったのか」、「なるほど、このタイミングで『好き』が生まれたのか」と、過去パートを読んで知った後に、現在パートの(1)から読み返すと、更に面白さが深まるような気がするのは私だけじゃあるまい 以前にも書いたけど、千代彦とのぶ子の組み合わせが、一見すると特異な感があるにしろ、読み込んでいると「普通」のように感じられる点も、この『オネエな彼氏とボーイッシュ彼女』の魅力 最近は、多少、差別と軽蔑の空気が薄まってきた(完全に無くなってないのがおかしいわけだが)ので、オネエも周りに受け入れられてきたから、この二人のようなカップルは珍しくないだろう そんな二人が幸せを噛み締められるのは、周りが千代彦の「オネエ」って一面だけを見て、彼を評価せず、様々な視点から良い人と判断し、のぶ子との恋を応援してくれているからだろう 特に、好いサポートをしてくれているのは、千代彦サイドだとジンさん、のぶ子サイドだと森本さんだろう。ラブコメは、登場している名前持ちのキャラクターは全員、幸せになって欲しい、と思うもんだが、この二人へのキモチは顕著だな、うん しかし、トラブルってのは、いきなり、訪問してくるもの 妹を溺愛している強面の兄と、前知識もなく対面してしまった千代彦 こりゃ、(5)は大荒れか?けど、苦難を乗り越えてこそ、いや、苦難を乗り越えなければ、愛は深まらない。のぶ子と幸せになる覚悟があるなら、兄は避けて通れぬ強敵だ どの回も、ドキドキが止まらない。そんな中でも、私の傷だらけのハートにベアハグをかまして、タップ寸前まで追い込んでくれたのは、第26話「34センチ」だった。理由?まぁ、それは察していただけると助かります あ、そう言えば、コガ先生、カバー下のオマケイラスト、健太郎のジョブが道化師じゃなくて導化師になってますが、これは誤字ですか?でも、何となく、正解な気も この台詞を引用に選んだのは、特に千代彦ののぶ子に対する、恋愛の真っ直ぐな「好き」が表れ出ている、と感じたので。誰かを好きになる時、性別や年齢、立場の違いは、さほど意味をなさない。侮蔑するつもりでは無いが、その程度で相手への気持ちを見失ってしまうなら、仮に恋人同士になっても、常に不安に囚われ、自分も相手も傷つけ、綺麗な別れ方なんて絶対に出来ない。LOVEとは、「知る」と「知りたい」、「知ってもらいたい」なんだろうな
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