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いま、希望を語ろう 末期がんの若き医師が家族と見つけた「生きる意味」
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いま、希望を語ろう 末期がんの若き医師が家族と見つけた「生きる意味」

ポール・カラニシ(著者), 田中文(訳者)

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いま、希望を語ろう 末期がんの若き医師が家族と見つけた「生きる意味」

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2016/11/01
JAN 9784152096470

いま、希望を語ろう

¥1,650

商品レビュー

4.8

9件のお客様レビュー

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2025/06/05

末期癌と診断された脳神経外科医の実話。これ洋書版も読んだのだけど、医師ならではの冷徹な表現が母語だとより心にくるわ。

Posted by ブクログ

2024/09/25

ビルゲイツおすすめ本として紹介されていて、気になって手に取った。 36歳の脳神経外科医が癌になり、 37歳で亡くなるまでの手記。 文学、哲学、科学、医療に精通した著者だから書けた、生と死を真正面から受け止めようとする葛藤。 医学生が必ず通る解剖実習など、生々しい描写もあったが...

ビルゲイツおすすめ本として紹介されていて、気になって手に取った。 36歳の脳神経外科医が癌になり、 37歳で亡くなるまでの手記。 文学、哲学、科学、医療に精通した著者だから書けた、生と死を真正面から受け止めようとする葛藤。 医学生が必ず通る解剖実習など、生々しい描写もあったが、医者になるまでの道のりや日本と変わらない医師の勤務実態などを知ることができた。 力つきた著者のポールの筆を引き継いだ妻ルーシーのエピローグが、 また素晴らしい。 彼の最期を克明に記すだけにとどまらず、 ポールの意向をくみ、 感情的にならず、深い愛情を持って接していた様子が伝わる。 真に聡明で愛情深い人というのは、 どんな状況においても、 最善を尽くそうとするんだな。 医者でなくても、 癌にならなくても、 平凡な私でも、 現実を受け止めて 考えながら 前を向いて生きることはできる。 ポールカラニシは 全世界に大きな足跡を残した。 彼の人生は、志半ばで無念であったとしても この本を読んで 救われた人が世界中に大勢いるはず。 いろいろ 深く考えさせられた。 ずっしりと重い。 でも、どこか軽やかな風を感じるのは、 ポールとルーシーの人柄のなせるところか。

Posted by ブクログ

2024/05/02

末期がんに侵されて死の意味を考えさせられ、妻と子供との離別に悲しみにくれるというドラマチックな話だ。人はたいてい死ぬまでは死の意味を考えない。だからこそ生きる大切さを普段から考えることが必要だと思う。生きる価値があるのはどんな人生か、死や病気を理解できるように患者や家族を導く、自...

末期がんに侵されて死の意味を考えさせられ、妻と子供との離別に悲しみにくれるというドラマチックな話だ。人はたいてい死ぬまでは死の意味を考えない。だからこそ生きる大切さを普段から考えることが必要だと思う。生きる価値があるのはどんな人生か、死や病気を理解できるように患者や家族を導く、自分という存在の真の意味、死にゆく男の日々を喜びで満たした娘、感謝の気持ちを持て、感動のストーリーだ。

Posted by ブクログ