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トイレ 排泄の空間から見る日本の文化と歴史 シリーズ・ニッポン再発見4
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トイレ 排泄の空間から見る日本の文化と歴史 シリーズ・ニッポン再発見4

屎尿・下水研究会(著者)

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トイレ 排泄の空間から見る日本の文化と歴史 シリーズ・ニッポン再発見4

1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ミネルヴァ書房
発売年月日 2016/10/01
JAN 9784623078387

トイレ

¥1,980

商品レビュー

5

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2017/03/17

トイレ 屎尿下水研究会 ミネルヴァ書房 江戸のまちは循環型のエコシティーだった トイレから見るニホンの文化と歴史 人間が街を構成して大きな社会を作るほど 自然界全体の流れによる自然循環から外れてしまい ゴミや屎尿の処理を人工的に工夫しなければならなくなる こうした問題が表面化...

トイレ 屎尿下水研究会 ミネルヴァ書房 江戸のまちは循環型のエコシティーだった トイレから見るニホンの文化と歴史 人間が街を構成して大きな社会を作るほど 自然界全体の流れによる自然循環から外れてしまい ゴミや屎尿の処理を人工的に工夫しなければならなくなる こうした問題が表面化するのは すでに定住生活を始めていた縄文時代に始まる
何故か川を利用する水洗トイレが世界中で発見されている 動物と同じ無しゃがみ型のウンチングスタイルが基本なのだけれど
イス型あるいは壺型の座るタイプは中国や西洋に期限がありそうだ しかしニホンにも壺にまたがるオマルは平安期に見ることができる 西洋でも今現在駅の公衆便所などあるいはニースやアルルの田舎に入ると しゃがみ型の水洗トイレがある 人工的な下水システムが本格化されたのは16世紀のイギリスで エリザベス女王の思いからだとされるが これも秀吉による大阪の街で大規模な下水システムが 施工されていることもあり何とも言えない ニホンの場合は屎尿が肥料として売り買いされる商品価値があり 捨てるものでなかったことが他の国と違うようで 江戸のような大都市になっても船などを利用して農家に売る 循環システムが機能していた こうした商品価値がほそぼそとでは合っても 世田谷などの郊外で昭和の30年ごろまであったように思う 使い捨てるという考え方は消費を価値とする資本主義的な発想である
循環させるという発想が大自然と調和をして行く意識環境のあり方である すでに人間社会も選民的支配の時代は末期的状況となっており
地産地消を徹底的に考慮する生き方を見直す時期に来ていると思う

Posted by ブクログ

2017/01/14

なんか、教科書みたいだ。 と思ったら、「こどもくらぶ」編集部が、「屎尿・下水研究会」に相談して出来た本、だそうで、なんとなく納得。 トイレというと、便器のしくみの進化ばかり考えてしまうが、それは流せばあとは知らない、という現代人の浅はかさである。 トイレの歴史は屎尿の捨て場...

なんか、教科書みたいだ。 と思ったら、「こどもくらぶ」編集部が、「屎尿・下水研究会」に相談して出来た本、だそうで、なんとなく納得。 トイレというと、便器のしくみの進化ばかり考えてしまうが、それは流せばあとは知らない、という現代人の浅はかさである。 トイレの歴史は屎尿の捨て場の苦しみなのである。とはいえ、かつては屎尿は「肥」として商品になっていたわけで、捨てるばかりではなく、どう運ぶか、が研究されていた。かつての東京湾には、肥をつんだ船がウロウロしていたのだ。 拭く、ということにも歴史がある。我が国では少なくとも12〜13世紀ぐらいには上流階級の人々が尻始末に紙を使用していたが、中国では6世紀だというから、この違いは何だ。 トイレには神様も居るし、有料トイレもある。電車のトイレもある。 というわけで、まったくもってトイレづくし。多くの人々が書いているので、やはり教科書っぽくて、もっとトイレマニアの偏愛みたいなものが出ていたらよかったのになあ。まあ、文化と歴史、ということであれば、これでいいのだろうけれど、読書としては突き抜けたものを求めてしまうものなのだ。

Posted by ブクログ

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