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認知症になるとなぜ「不可解な行動」をとるのか 増補新版 深層心理を読み解きケアの方法をさぐる
1,760円
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2016/10/01 |
JAN | 9784309255705 |
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認知症になるとなぜ「不可解な行動」をとるのか 増補新版
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認知症になるとなぜ「不可解な行動」をとるのか 増補新版
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商品レビュー
4.5
2件のお客様レビュー
「まず、理解しておかなければならないのは、認知症の症状が進んでも、感情機能は障害されず、かなり末期まで残っているということです。ここがどこだかわからなくなっても、悲しい、さびしい、嫌だ、うれしい、楽しいといった感情を、認知症の方は持ち続けています」(p43) 色々なケースが挙げら...
「まず、理解しておかなければならないのは、認知症の症状が進んでも、感情機能は障害されず、かなり末期まで残っているということです。ここがどこだかわからなくなっても、悲しい、さびしい、嫌だ、うれしい、楽しいといった感情を、認知症の方は持ち続けています」(p43) 色々なケースが挙げられていて、切なくもなり、また自分が将来そうなる可能性が100%ないわけでは無いということを考えると不安になったりもした。 人間に与えられている感情機能がいつまでも残っているとするなら、互いに助け合いながら、うれしいとか楽しいとかといった気持ちで生きていけるような人間関係を構築していきたいと思った。
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なにをするにも記憶が頼りにしていたが、その記憶に最近のものは断片的にしか存在せず、加えて20年30年分の記憶が完全に欠落していて、そのことにも気づかない、というあたりをリアルに描いてあってとても読み応えがある。 本書からは少し離れるのだけど、自身を取り巻く「世界」は客観的な存在...
なにをするにも記憶が頼りにしていたが、その記憶に最近のものは断片的にしか存在せず、加えて20年30年分の記憶が完全に欠落していて、そのことにも気づかない、というあたりをリアルに描いてあってとても読み応えがある。 本書からは少し離れるのだけど、自身を取り巻く「世界」は客観的な存在ではなく、たんに自分のこととして感じて見ている景色をそう呼んでいるだけだとすると、世界が失われていく過程は世界が変化することであり、世界の変化とは自分の変化そのものであるのに、自分の変化とは感じられないこと、というのはなにも驚くことではなく、そもそも認知とはそういうものではないかね?(上から)
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