商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2016/10/01 |
JAN | 9784096822241 |
- 書籍
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写真をアートにした男
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写真をアートにした男
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商品レビュー
3
3件のお客様レビュー
本書で語られている70年代における写真雑誌の凋落は以後も続き、かつての三大カメラ雑誌のひとつ「アサヒカメラ」が先日休刊。時代の流れをしみじみと感じる。
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日本で初めて写真専門のギャラリーを開いた人の伝記。写真の見られ方について、この本を読んで初めて知ったことが沢山で、意義深かった。本人の言葉が本人の口調で語られているところが、とってもじんわりと心に染み入る感じで、癒され本でもあります。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
日本で最初の写真画廊ツァイト・フォトを創った石原悦郎氏のお話。日本における写真史が良くわかるし、そのころ(1970年代)と今も状況はあまり変わりがないのかなという気もした。 石原氏が写真画廊を始めた当時、「写真が未だ雑誌の為の印刷原稿」でしかなかったとのことだが、果たして今も写真の役割の大部分がそこにあるのではなかろうか。 オリジナルプリントに対する芸術的価値をいかに高めるか?! 写真家がアーティストとして認められ、作品が芸術として社会に認められるようにしたのが氏の功績とのことだが、おそらく理想とするありかたは、こんなもん(現状)じゃなかったんじゃないのかなぁ。 ともかく、当時、石原氏がフランスでブレッソンやブラッサイら実際に会ったり、その交流を通して日本にも写真文化を根付かせようとした、あの時代の熱い胎動のようなものは感じ取れた。 成果としては、植田正治、荒木経惟、森山大道を世界に知らしめたということだが、その後が続いていないのではないだろうか。 日本写真史の理解と共に現状の問題点も垣間見る気がした なかなか為になる、深い一冊だった。
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