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十一月の扉 福音館創作童話
1,980円
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 福音館書店 |
発売年月日 | 2016/10/10 |
JAN | 9784834082944 |
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十一月の扉
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十一月の扉
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商品レビュー
4.5
16件のお客様レビュー
中学生の爽子が、「十一月荘」で下宿をはじめるところから物語がはじまる。 「文房具ラピス」で手に入れたドードー鳥のノートと共に、下宿先のすてきな人々との、2ヶ月間。 爽子の心のあり方が嫌味なく描かれて、とても気持ちの良い作品。 描かれているのは人間関係で、背伸びしたい中学生の気持ち...
中学生の爽子が、「十一月荘」で下宿をはじめるところから物語がはじまる。 「文房具ラピス」で手に入れたドードー鳥のノートと共に、下宿先のすてきな人々との、2ヶ月間。 爽子の心のあり方が嫌味なく描かれて、とても気持ちの良い作品。 描かれているのは人間関係で、背伸びしたい中学生の気持ちと、家族のことも描かれる。タイトルの意味が明かされるところなんてあまりにも素敵で眩暈がした。
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双眼鏡から見た赤茶色の屋根の白い家。 不意にあらわれたその家が気になって、爽子は自転車に飛び乗って探す。 そこは、『十一月荘』と小さな看板がかかっていた。 帰り道「文房具ラピス』に入り、目にとまった一冊のノートの表紙にはドードーの細密画が型押しされている。 一月分の小遣いの金額な...
双眼鏡から見た赤茶色の屋根の白い家。 不意にあらわれたその家が気になって、爽子は自転車に飛び乗って探す。 そこは、『十一月荘』と小さな看板がかかっていた。 帰り道「文房具ラピス』に入り、目にとまった一冊のノートの表紙にはドードーの細密画が型押しされている。 一月分の小遣いの金額なのに買った。 転勤になった父について引っ越しすることになった爽子は、母にお願いして二学期が終わるまで『十一月荘』で下宿させてもらうことになる。 今でいうシェアハウスのようなもので、60過ぎの家主の閑さんと建築士の苑子さん、馥子さんと娘のるみちゃんの女性ばかりが住んでいる。 そのなかで、大人の女性と会話したり、るみちゃんと自分の作った物語で楽しんだり…。 日常の何気ない生活のなかで、中学2年のたった2ヶ月で知るたくさんのことが、とても意味のあることのような気がした。 ひとりだと物語を作ることもなかったかもしれない。 母とは違う大人の女性と会話することも特別なことだと思う。 心を揺るがす大きなことがあるわけでもないけれど なぜか温かくて可愛らしいと思える…。 爽子の書く物語も特別で可愛らしい。 十一月荘と名づけたことにも『十一月には扉を開け』という意味があって、十一月なら前に進む。前向きに受け入れようとなると… この意味づけにも何故か不思議さを感じて、閑さんのふんわりと柔らかな感じがいいなと思った。
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中学二年生の爽子は、自宅から覗いた双眼鏡の先に、何か心惹かれる赤い屋根の家を見つける。その後父の転勤のため急に引っ越すことになったが、二学期の途中であることを口実に、学期末の十二月までその赤い屋根の家「十一月荘」に下宿することになる。 十一月荘の住人たちとそれを取り巻く人々と...
中学二年生の爽子は、自宅から覗いた双眼鏡の先に、何か心惹かれる赤い屋根の家を見つける。その後父の転勤のため急に引っ越すことになったが、二学期の途中であることを口実に、学期末の十二月までその赤い屋根の家「十一月荘」に下宿することになる。 十一月荘の住人たちとそれを取り巻く人々とのゆるやかな日常を描く。
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