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虚実妖怪百物語 急 怪BOOKS
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2016/11/05 |
| JAN | 9784041047811 |
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虚実妖怪百物語 急
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虚実妖怪百物語 急
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商品レビュー
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妖怪である必然性が、最後にわかりました。 敵の黒幕である加藤保憲とは、もともと荒俣宏の『帝都物語』に出てくる人物。 架空の存在が現実世界を破壊しようと出てきたとき、それを守れるのは実際にはいない存在の妖怪なのか、と。 しかし、荒俣宏が率いる妖怪軍団と、加藤保憲が動かした警察や機...
妖怪である必然性が、最後にわかりました。 敵の黒幕である加藤保憲とは、もともと荒俣宏の『帝都物語』に出てくる人物。 架空の存在が現実世界を破壊しようと出てきたとき、それを守れるのは実際にはいない存在の妖怪なのか、と。 しかし、荒俣宏が率いる妖怪軍団と、加藤保憲が動かした警察や機動隊や自衛隊の面々が戦い始めたとき、京極夏彦が異議を唱える。 妖怪は、戦う存在ではないはずだ、と。 ここ最近の京極夏彦(本物の方)は、ずーっと非戦の人なのよ。 『書楼弔堂』なんかでもそんな感じだったし。 ”みんな、殴られる前に殴れ嫌いならやっつけろという幼稚園児並みの行動原理で動いている。判り易いが頭悪い。話し合いも解り合いもない。” ”今日日簡単に戦争なんか起きません。国益を考えたら戦争が損だということくらい猿でも判る訳で、縦(よし)んば起きたとしたら、それは為政者が救いようのない阿呆か、何か利権に結び付いた裏があるのか、そのどっちかでしょう。しかも、起きたところで只管(ひたすら)に悲惨で迷惑なだけなんですよ。その上、それで国が滅ぶ訳じゃないんです。国土が破壊されて国民が死ぬだけなんです。” まさに、それが、いま中東で。 現実世界側の御大将・水木しげるが最後にふら~ッと出てきて加藤に言う。 ”戦争はアヤマチじゃないですか。大いなるアヤマチですよ。だからあんた、戦争を思い出にしちゃイカンのですよ。あれは、フィクションと違いマスよ。現実ですよ現実。作りごとじゃないんです!” 実際に戦争で悲惨な経験をした人の言葉は強い。 戦って勝つのではなく、言葉で加藤という存在を絵巻の中に封じ込める。 ところで。 わたしがこの作品で最初にテンションが上がったのが、榎木津平太郎の存在だった(はず)。 もともと京極夏彦の作品に出てくる榎木津礼次郎の甥と言われていたわけで、彼が実在の人物と同じように行動していることに、違和感を覚えなかったと同じように加藤保憲が現実社会に出てきても違和感はなかった。 だって、結局これ、京極夏彦の小説だからね。 …というメタ読みをしていては、感動が半減する。 違和は違和として頭の片隅に置きながら、没入して読もうね。 小学生の頃大好きで、何度も図書室で読んだSFがある。 大人になって作者や作品名を何度か調べているはずなんだけど、未だにどちらも覚えられない。 でも「では、今ここにいる俺は、一体誰なんだ?」という主人公の最後のセリフだけは忘れない。 そして今作を読んで、このSFのことを久しぶりに思い出した。
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加藤保憲、妖怪、軍隊、妖怪関係者、作家達…大量の登場人物が入り乱れての大乱戦。 とにかく実名人物、実名作品がここぞとばかりに羅列され非常にマニアックに物語は盛り上がるエンタメ…ギャグ?小説。 ページ数は凄いけど斜め読みでも大丈夫。 とにかく水木しげる大先生は神!!
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妖怪馬鹿の方々が実名で登場し馬鹿なことを言って馬鹿なことをする。無茶苦茶でやりたい放題だから面白い。 そしてこれは水木さんへの追悼ですね。 僕も妖怪馬鹿に片足の小指くらい突っ込んでいますので共に楽しみました。妖怪は楽しまないとねえ。
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