商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2016/10/25 |
JAN | 9784041049396 |
- 書籍
- 文庫
天地雷動
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天地雷動
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商品レビュー
4.4
13件のお客様レビュー
武田信玄亡き後から長篠の戦いに至るまでの武田、織田、徳川、豊臣(羽柴)各家の動乱と策略が目まぐるしく描かれている。 内部抗争に巻き込まれる武田勝頼に対し、着実に勢力を増していく信長の脅威がうまく描かれている。各武将のそれぞれ良いところと悪いところをうまく描きながら長篠の決戦まで持...
武田信玄亡き後から長篠の戦いに至るまでの武田、織田、徳川、豊臣(羽柴)各家の動乱と策略が目まぐるしく描かれている。 内部抗争に巻き込まれる武田勝頼に対し、着実に勢力を増していく信長の脅威がうまく描かれている。各武将のそれぞれ良いところと悪いところをうまく描きながら長篠の決戦まで持っていく筆致に引き込まれる。 戦国時代に興味があるならぜひ読んでおきたい一冊。
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私の好きな作家の初期の作品で、大変面白く読めた。ここ最近の作品に薄れてきたと感じられていた物語りの躍動感や緻密な舞台構成など、この頃はこのような中身の濃い作品を送り出していたんだなぁと感じた。
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- ネタバレ
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#読了 面白かったー。信玄の死から始まり、長篠の戦いで終わる物語。「武田家滅亡」へつながるような最後だったし、そっちを前に読めばよかったかも。武田家滅亡でも活躍した信濃先方衆の監物や帯刀、それから小宮山内膳なんかも登場。勝頼、信長、家康、秀吉という大名をメインにすえつつ、国人衆の辛い立場や家族愛も描かれていて、そういうところも物語に奥行きを感じる一因なのだろうか。 武田家憎しで頑張っていた家康も、最後の最後で自分の立場を自覚したり、一蓮托生というキーワードでいろいろな人が結びついている。歴史小説ゆえにその後の浮沈がわかるため、同じ一蓮托生という言葉でも捉え方が変わってきて面白いね。
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