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四人の交差点 新潮クレスト・ブックス
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四人の交差点 新潮クレスト・ブックス

トンミ・キンヌネン(著者), 古市真由美(訳者)

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四人の交差点 新潮クレスト・ブックス

2,420

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2016/09/30
JAN 9784105901301

四人の交差点

¥2,420

商品レビュー

4.2

14件のお客様レビュー

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2024/10/08

深い余韻が残る作品。 いまこの瞬間、ラハヤは自分のことを思っているだろうか。どこかに腰を下ろして、人生がこんなふうでなかったら、と願っているだろうか。

Posted by ブクログ

2024/07/01

【琉大OPACリンク】 https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB22182558

Posted by ブクログ

2023/03/21

「フィンランドの100年」、19世紀末に森の奥で助産師として移り住んだ女性、その娘、娘の夫、孫の嫁と受け継がれていく物語。 それぞれ内面に複雑な思いを抱える登場人物たち、あちこちに張られている伏線、読み進めていくうちにぱちりとパズルのピースのように形を描いて行く構成。 森の魔女あ...

「フィンランドの100年」、19世紀末に森の奥で助産師として移り住んだ女性、その娘、娘の夫、孫の嫁と受け継がれていく物語。 それぞれ内面に複雑な思いを抱える登場人物たち、あちこちに張られている伏線、読み進めていくうちにぱちりとパズルのピースのように形を描いて行く構成。 森の魔女あるいは聖女のような助産師の母、お母さんのようにはなりませんと言い続ける娘は愛してやまぬ優しい夫が抱える秘密のせいで歪んでいく。その息子の嫁は、家を支配する姑の目を盗むように新しい風を家に入れていく。 日本では「家が舞台の物語」というと、血縁のどろりとしたものになるが、これはもっと乾いた、ほんとうに建物の「家」が大事な要素。 娘の夫、この人は「父親にどうしてもなりたい人だった」と作家との対談で中島京子さんが指摘をされたそう。いろんな国でこの小説の話をしてきたが、そこに気づいてくれた人は誰もいなかった、と作家は大変喜んでいたそうだ。 訳者の古市さんは「孤独」という言葉に変わる日本語はないものか、といつも考えておられるそう。フィンランド人は「孤独」を好み、大事にするが、それには決して否定的な意味はないので。 作家の祖母も助産師、母も写真家。登場人物の職業も同じにしたので、この物語を我が家の話と勘違いされてしまうかも、という危惧を母に相談したら「あなたの書きたいことを書きなさい」と言われた。それでこの物語を出すことができたという。

Posted by ブクログ

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