商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 少年画報社 |
発売年月日 | 2016/09/26 |
JAN | 9784785958640 |
- コミック
- 少年画報社
潤んだ芽
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潤んだ芽
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商品レビュー
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これまでの作品群を継承するオムニバス新シリーズ
あらすじには「新シリーズ」とあるが、むしろ『縄 -JOH-』から『縛 -baku-』を経て『宴 -en-』へと続いた一連のオムニバス作品集を継承する第4弾と位置づけたい作品である。ただ、白を基調とした表紙の過去3作に比べて本作はよりダークな印象となるが、その印象通り、あるいはそれ...
あらすじには「新シリーズ」とあるが、むしろ『縄 -JOH-』から『縛 -baku-』を経て『宴 -en-』へと続いた一連のオムニバス作品集を継承する第4弾と位置づけたい作品である。ただ、白を基調とした表紙の過去3作に比べて本作はよりダークな印象となるが、その印象通り、あるいはそれ以上の淫靡さが湛えられた全7話と言える。 その淫靡さは 寝取り・寝取らせ・寝取られ のNTRフルコースで彩られる。向かいの人妻に始まり、上司の妻、息子の彼女、義理の姉、旧友の婚約者と、次第にヒートアップしていく官能物語がどれも艶めかしい。日常のふとしたことから主人公が猛々しく変貌し、清楚ながら色気もたっぷりな目の前の女を抱きたい、奪いたい、襲いかかりたいという衝動に駆られていく。そして、本来の相手への操を盾に抵抗するも思わず昂り始めてしまうヒロインの艶姿にますます意気上がる主人公が遂にモノにする展開をメインとしている。 中には頼まれてコトに及ぶこともあれば腹いせからハードに見せつけることもあるバラエティ豊かなストーリーは基本的に30頁(一部は24頁)のボリュームでじっくり描かれている。淑やかさの中に魔性のような影を忍ばせた美しいヒロイン達の描写はどれもその醸し出す雰囲気とむっちりした肢体とのギャップによる淫猥度が高い。そして、話が進むに連れて凌辱的な色合いが増してくる中で、その極めつけは最後に配された前後編のがっつりな寝取られである。 ベタながら最も刺激的であろう下衆な上司の姦計に取り込まれた夫の目の前で緊縛凌辱を強いられる若妻はまさに花が散るようであるが、その可憐な容姿に比して「営み」には決して消極的でない感応度の高さが仇となる絶望感も感られて良い。しかも後編ではSM紛いの集団凌辱に発展するのだが、そうした度重なる肉欲には屈しても心は最後まで折れず夫に尽くそうとする健気さが却って妖艶な雰囲気を醸すことに繋がっていたりもする。 他の話では愉悦を覚えたヒロインが恥じらいながらも最終的には刹那の背徳関係を受け入れた素振りを見せつつ日常に戻っていく中で、汚されて救いが無いながらも貫いた若妻の気高さが本作を締め括るに相応しい輝きを艶っぽく放っていた思う。
DSK