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戦争・731と大学・医科大学 続 医学者・医師たちの良心をかけた究明
3,960円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文理閣 |
発売年月日 | 2016/08/01 |
JAN | 9784892597961 |
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戦争・731と大学・医科大学
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戦争・731と大学・医科大学
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十五年戦争中、満州国のハルビン近郊で石井四郎が主導して、細菌兵器を開発し細菌戦を実行した「731部隊」その経過、犯罪の内容、戦後の問題への見聞記 アメリカ政府の意図からすべては免罪不問とされ日本政府も細菌戦術に関する日本人戦争犯罪人の問題に関与すべきでないとの見解、 日本医師会は1951年に世界医師会に加盟するに声明文は731問題を含めた戦時中の医療倫理違反や国際法規違反についてあいまいな見解表明 731部隊と嘱託制度 731部隊の本部中枢組織の医師集団は京大東大などの医学部関連の医学者で構成 満州や731部隊の見学旅行招待 大里俊吾『内科臨床五十年』の視察に関する手記 飛行機からばらまいた菌が流行をおこすには、人間の側、菌の側にもある条件が必要という。ここで注目すべき事柄も見せられたが記述を控えるという文言あり(加茂部隊研究所見学時) 嘱託となった医学者が戦後の日本の医学界でどのような行動をとったのか、731部隊を見学した医学者の沈黙をどう考えるか大きな課題 アメリカ政府の意図により封印されたという事態でもある 九大生体解剖事件の歴史的教訓 事件の発端となったB29と紫電改 体当たりしたのは海軍少年航空兵19歳 捕獲されたB29のパイロットの取り調べにて俘虜収容所は満杯、情報価値のある機長だけは東京に送れ、あとのものは各司令部で適当に処置せよとの本部からの暗号文 B29俘虜責任担当佐藤吉直参謀により特命をうけて俘虜の外科的処置担当の小森軍医が門下生として石山教授との密談 日本の都市無差別爆撃をしているパイロットは国際法違反潜時特別犯罪人として銃殺刑該当の捕虜なら実験手術?医学的貢献? 小森軍医は1945年6月19日福岡空襲による重傷死亡。妻の「絶対命令の軍のため主人は一生懸命働いたのでしょう」「頼まれたことは絶対断りきれない人でした。」 石丸教授は1947年9月米軍法務部逮捕後拘禁所で縊死。 B29機長ワトキンズ「私は決して悪い感情は持っていません。」 「ナチスがやったような残虐な殺され方ではなく麻酔をかけられ、わからないうちに死んでいったのがせめてもの私の救い」 大分県竹田市郊外B29墜落現場「殉空の碑」犠牲となったアメリカ兵パイロット俘虜、日本海軍少年航空兵たちの合同慰霊祭 医師はいつの時代でもいかなる場所でもいかなる人種でも人を殺す行為をしてはならない。医の倫理であり医師の常識
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