ヒポクラテスの憂鬱

中山七里(著者)

• 販売会社／発売会社: 祥伝社
• 発売年月日: 2016/09/13
• JAN: 9784396635046

商品レビュー

2024/07/19

ヒポクラテスシリーズ2作目。
真琴が正式に法医学教室の一員となっている。
女性アイドルのトイレのゴミを漁る男、幼い子供を閉じ込め絶食させる女、不倫相手が身籠ったのを知って毒をもる男、、不快な登場人物が多かった…

私の祖父も生前に本人の意思で献体登録をしていて、昨年亡くなり私の母校の医学部に献体した。最近大学側で火葬され、ようやく遺骨が戻ってきたばかり。
なので、葬儀代・墓代節約のために献体希望をする人がいるからといって「篤志であろうと下心であろうと死体に色がついている訳ではないが、こういった裏事情を知ってしまうとやはり有難味が減じる」などと書かれてしまうのは、結構モヤモヤするものがあった。。

2024/06/24

ヒポクラテスシリーズ2作目。
真琴もすっかり法医学教室に染まっていく中で
「コレクター」を名乗るものが現れ死因に疑問を投じるようになり、「コレクター」を巡ってさまざまな遺体を本当の死因や真実に迫っていくお話。

　現代社会の中での様々な問題にも触れつつ、真琴がしっかりと亡くなった人たちへ真剣に向き合う姿が良い。
また、古手川刑事とのペアでの行動もとても読んでいてお互いに少し似たもの同士やなと思って読んでいて面白いし、この2人の関係性にも今後注目だなと思った。

2024/06/04

古手川さんと渡瀬さんって『連続殺人鬼カエル男』の刑事さんだったんだ！！！！！
シリーズ3作目で気付いたw