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茶の湯ブンガク講座 近松・芭蕉から漱石・谷崎まで 淡交新書
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茶の湯ブンガク講座 近松・芭蕉から漱石・谷崎まで 淡交新書

石塚修(著者)

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茶の湯ブンガク講座 近松・芭蕉から漱石・谷崎まで 淡交新書

1,320

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 淡交社
発売年月日 2016/08/01
JAN 9784473041029

茶の湯ブンガク講座

¥1,320

商品レビュー

3

2件のお客様レビュー

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2023/07/20

とても面白かった。時にユーモラスな、時に批評的な、時にははっとする素晴らしい表現と共に、子規や漱石、谷崎などの文豪と茶の湯との関わりを楽しく紐解きながら読むことができた。

Posted by ブクログ

2021/04/24

純文学や江戸の浮世草子、俳句や古典芸能の中から直接および間接的に茶の湯が扱われている箇所を取り上げ、筆者が考察してゆく。 必ずしも茶人ではない立場から描かれる茶の湯の姿は、おそらく茶の湯に傾倒する者が描くよりもより冷静で客観的なものとなろう。筆者も、茶人が描くものは茶の湯を賛称す...

純文学や江戸の浮世草子、俳句や古典芸能の中から直接および間接的に茶の湯が扱われている箇所を取り上げ、筆者が考察してゆく。 必ずしも茶人ではない立場から描かれる茶の湯の姿は、おそらく茶の湯に傾倒する者が描くよりもより冷静で客観的なものとなろう。筆者も、茶人が描くものは茶の湯を賛称するものばかりであり、むしろ、茶の湯にいい印象を抱いていない者の言葉の方が、茶の湯の発展にはいいのだという。 しかし、やはり作家の表現力はすごい。夏目漱石の草枕における「羊羹」の描写は秀逸。「余はすべての菓子のうちでもっとも羊羹が好きだ。別段食いたくはないが、あの肌合いが滑らかに、緻密に、しかも半透明に光線を受ける具合は、どう見ても一個の美術品だ。ことに青みを帯びた練り上げ方は、玉と蝋石の雑種の様で、」とは、何と美しく精緻な表現か。

Posted by ブクログ

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