読ませる自分史の書き方 幻冬舎新書421

工藤美代子(著者)

• 販売会社／発売会社: 幻冬舎
• 発売年月日: 2016/07/01
• JAN: 9784344984226

商品レビュー

2022/03/14

自分史は、読みたい人より、書きたい人が多いとのこと。
誰もが書ける自分史を、どうしたら読ませる作品に仕上げることができるのか。
読ませるポイント、やってはいけないことなど、執筆の肝が具体的に書かれています。

2020/12/14

【きっかけ】
おばあちゃんの伝記を書くのに参考になる本をレファレンスで聞いた。

【得られたレンマ】
特になし

【コメント】
1.参考になった文章を書くコツは以下の通り
半端で終わらせる
時系列順に書かなくて良い
文章は細切れのものをストックしておく

2.どんなことにせよ、コツというのは当たり前のこと（既知のこと）である場合が多い。
それを腹で納得して実践できるか、ということが実は肝になっている。

2016/10/18

工藤美代子さんの「読ませる自分史の書き方」、２０１６．７発行です。「小説というものは、すべてがその作家の自分史の切れ端である」とは言い得て妙だなと思いました。自慢話を書き過ぎない。苦労話は書いてもいいが成功話は控えめに。これらは自分史に限らず必要な配慮のような気がしますｗ。ただ、熟練の作家の手にかかると別の様です。宇野千代さんは、自慢とは受け取られない自慢話が本当に上手で、読者は読んだ後、この女性は可愛くて色っぽい女性なんだなと想像が膨らんでいくと(^-^)