商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ホーム社/集英社 |
発売年月日 | 2016/07/01 |
JAN | 9784834253122 |
- 書籍
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母からの解放
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母からの解放
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商品レビュー
4.5
3件のお客様レビュー
118)カタストロフィー理論→水を沸騰させるとある点から急に気体へと変化するというような、ある一点を超えると質的にも一気に変化する状況 毎日の母親との生活においてふとした違和感や訳がわからないという疑問、なんだか疲れるという疲労感といった複数の感覚がまるで積み木を積み上げるように...
118)カタストロフィー理論→水を沸騰させるとある点から急に気体へと変化するというような、ある一点を超えると質的にも一気に変化する状況 毎日の母親との生活においてふとした違和感や訳がわからないという疑問、なんだか疲れるという疲労感といった複数の感覚がまるで積み木を積み上げるようにコップに水滴を溜めるように静かに雪が降り積もるように娘の中に蓄積されていく。 147)ルーマニア映画「私の息子」2013.カリン・ペーター・ネッツァー監督 196)女性は男性と同じ人間。人間というベースに子宮や乳房をはじめとした女という属性がプラスされている。けれど女性は人間であるということより前に女であることを意識しなければならない。そうしないと生きづらい場面があまりにも多い。男性は滅多にジェンダーやセクシュアリティ(性自認)について考えなくていいというハッピーな人。 198)男と女、障害者と健常者、大人と子供を同じ人間として平等であるとわざわざ憲法に定めて人権を認めなければならないのは実際にはさまざまな点で差異があり力の強弱があるから。強弱の差があることを自覚し弱者がそのままきちんと生きられることを目指すのがフェミニズムの思想。母親と娘も同じ
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毒親は、娘が母親のことをどれだけ重く思っているかという主観的なものさしではかられるものであり、一般論では語れないという主張に納得。 うちの親はこの本に出てくる母親とは比べ物にならないくらい、まだましな母親だけど、私の主観的なものさしから見ると非常に扱いづらい人間。 つい最近まで母...
毒親は、娘が母親のことをどれだけ重く思っているかという主観的なものさしではかられるものであり、一般論では語れないという主張に納得。 うちの親はこの本に出てくる母親とは比べ物にならないくらい、まだましな母親だけど、私の主観的なものさしから見ると非常に扱いづらい人間。 つい最近まで母親と仲の良い友人を見て「まったく理解できない」と思う自分をおかしいと思ったり、悲しく感じたりしたけど、しょうがないことだな、と受け入れられるようになってきた。 母親とのコミュニケーションが機能不全だったおかげで、私には欠落している能力がある。情報を小出しにして話を擦り合わせるとか、自分の隠していたことをこっそり伝えるとか、結論以外(今、思っていることや考えている途中のこと)を話すとか。 自分の情報を小出しにしない、自分のコンプレックスを誰にも話さない、結論以外を語らない部分が、「隙がないよね」と言われる所以なんだろうなーと思った。コミュ障すぎてうける。
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※このレビューにはネタバレを含みます
P141 母親は追い込まれ徹底的に批判され自分が変わらなければ娘は死んでしまう、もしくは自分が殺される、家庭が崩壊するという恐怖を味わうことなくしては変わらない。娘が社会的に適応しそこそこ普通に生きていれば、母親は自分が原因かもと考えない。 死にゆく母親に今までのことを洗いざらい話して、謝ってくださいと言い、母親が本当にごめんなさいと言ったのを聞いた後、母親を見送った、これでちゃんと弔うことができる。そんなエピソードを読み、自分自身のことを思った。 話しても謝ってもらえなかった、それどころか覚えていなかった。 P151 疑問符をつける5個のタイミング 最初は小学校高学年から始まる思春期 二回目は成人後親から離れることをきっかけに自分の家族を外から見られるようになったとき。 3回目は結婚。 4回目は、出産して親になるとき。 5回目は介護を迫られたとき。 1~4は、経験した。後は最強の5が残るのみ… 著者は私の母より3歳年上の女性だったことに、とても驚いた!
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