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てのひらに爆弾を 双葉文庫
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てのひらに爆弾を 双葉文庫

黒武洋(著者)

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てのひらに爆弾を 双葉文庫

794

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 双葉社
発売年月日 2016/08/04
JAN 9784575519150

てのひらに爆弾を

¥794

商品レビュー

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2016/08/28
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※このレビューにはネタバレを含みます

完全に「帯サギ」にヤラれました… 「爆弾魔に携帯電話が狙われた」「人質は全国民だ!」の2行から、爆弾魔は何らかの手段で私たちの持つケータイを爆弾に変えることができる!と解釈してしまって…だからこそのイコール「人質は全国民」と思ったわけです。 それってどうやるの?トリックは?と、あまりに強大で未知数な敵に主人公達がどう立ち向かうのか!と、妄想を膨らませてワクワクしていました。 しかし実際のところは、爆弾携帯電話は犯人が作った(細工した)数台だけで、全国民の携帯が爆弾になったわけではないうえに、ただの無差別テロを「人質は全国民」と謳っていたことが分かってガッカリ。 内容は悪くなかったのですが、帯サギの印象の悪さがテンションを果てしなく下げてくれて残念な気分で読了。 ただ「内容は悪くなかった」とはいえ、気になった点はいくつか。 一つ目は「ノッポ」の存在。二つ目は「セイジン」との対決。三つ目はジョーベエと家族の関係。 おそらくは続編(次巻)で語られるのだろうけど、これらが解決していないのでモヤモヤした感がいっぱい。 加えて平原奈央の人生があまりに遣り切れなくて、寂しくて切ない気持ちでいっぱい。 それらを総合するとテンションが下がるだけの印象になってしまって…続きを読むかどうかは、それが刊行されたときの気分次第になりそうです。

Posted by ブクログ

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