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彼方からの幻影 クトゥルー・ミュトス・ファイルズ
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彼方からの幻影 クトゥルー・ミュトス・ファイルズ

小林泰三(著者), 羅門祐人(著者), 小中千昭(著者), アンソロジー

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彼方からの幻影 クトゥルー・ミュトス・ファイルズ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 創土社
発売年月日 2016/08/01
JAN 9784798830353

彼方からの幻影

¥1,650

商品レビュー

4.5

2件のお客様レビュー

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2020/06/15

2020年6月15日読了。クトゥルフ神話の古典を題材に日本人作家たちがそれぞれのスタイルでオマージュするシリーズ。ラブクラフトによる「彼方より」本編が最後に収録されているのもうれしい、派生作品ばかり読んでいてラブクラフト作品を全然読んでいなかったが、短くて余韻があり非常に魅力的な...

2020年6月15日読了。クトゥルフ神話の古典を題材に日本人作家たちがそれぞれのスタイルでオマージュするシリーズ。ラブクラフトによる「彼方より」本編が最後に収録されているのもうれしい、派生作品ばかり読んでいてラブクラフト作品を全然読んでいなかったが、短くて余韻があり非常に魅力的な小品だ…。「もう一つの世界がこの世界に重なっている」というテーマは否定できないものだもんな。小林泰三の「此方より」はトンチンカンな会話・むずむずするグロ描写・強引だが納得せざるを得ないあらゆる意味で彼らしい作品。2本目はフツーの伝奇ノベルという感じでそこそこだが、おしまいの作品は脚本形式で、これが本当に映像や舞台化されて面白いのかどうかは分からないが、臨場感があって楽しめた。「表現」には色んなやり方があるもんだなあ~

Posted by ブクログ

2016/08/14

ラヴクラフト自身はSFを書きたかった、という話があって、本アンソロジーのテーマとなった短篇などはまさしく、SFテイストの強いものだったのではないかと思う。 それを、SF作家がオマージュした。 いずれも素晴らしいSFに近似していながらその実微妙にSFではない、ラヴクラフトぽさが色濃...

ラヴクラフト自身はSFを書きたかった、という話があって、本アンソロジーのテーマとなった短篇などはまさしく、SFテイストの強いものだったのではないかと思う。 それを、SF作家がオマージュした。 いずれも素晴らしいSFに近似していながらその実微妙にSFではない、ラヴクラフトぽさが色濃く出ていると思う。 このアンソロジー、実に、ラヴクラフトぽい、SFに凄く誓いものでありながら、センス・オブ・ワンダーもたっぷり味わえる。

Posted by ブクログ

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