1,800円以上の注文で送料無料

あたらしい名前
  • 新品
  • 書籍
  • 書籍

あたらしい名前

ノヴァイオレット・ブラワヨ(著者), 谷崎由依(訳者)

追加する に追加する

あたらしい名前

2,420

獲得ポイント22P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2016/07/25
JAN 9784152096241

あたらしい名前

¥2,420

商品レビュー

3.8

11件のお客様レビュー

レビューを投稿

2023/07/10

ジンバブエ→アメリカ移民。まあよくある「ほぼ自伝」ってやつ。 なーんか貴重な「生きた証人」ってのはわからんでもないが、ちょっと自虐が多いというか、 どっちの国に対してもディスりが多くて、それがあんまりユーモアに変換されてなくて。やっぱエドガル・ケレットにはなかなかなれないのな。

Posted by ブクログ

2021/02/17

うーん、これを日本人の私が感情移入するのは難しい。ディアスポラや民族分裂や難民を多く出した国(韓国とかパレスチナ、イスラエル、アフガンあたり)の人達にはグッとくるものがあるのかも。 平和ボケした日本で育つと頭では理解できるけど、この気持ちに共感がし難い。 ただ海外に長く住んだこと...

うーん、これを日本人の私が感情移入するのは難しい。ディアスポラや民族分裂や難民を多く出した国(韓国とかパレスチナ、イスラエル、アフガンあたり)の人達にはグッとくるものがあるのかも。 平和ボケした日本で育つと頭では理解できるけど、この気持ちに共感がし難い。 ただ海外に長く住んだことのある人ならわかる、電話の向こうの故郷との時間の歪みみたいなものは凄く伝わるし、共感できる...

Posted by ブクログ

2017/12/28

アフリカで生まれ、アメリカで育った著者の自伝のような物語。文章が生き生きとしていて、情景が目に浮かぶようだし、声が聞こえそうな瑞々しい表現。アフリカ某国で本当に自由だが、どうしようもなく貧しいし、暴力などの暗い影を感じて育つ。反体制派の知り合いが撲殺されてしまうが、お葬式で撲殺ご...

アフリカで生まれ、アメリカで育った著者の自伝のような物語。文章が生き生きとしていて、情景が目に浮かぶようだし、声が聞こえそうな瑞々しい表現。アフリカ某国で本当に自由だが、どうしようもなく貧しいし、暴力などの暗い影を感じて育つ。反体制派の知り合いが撲殺されてしまうが、お葬式で撲殺ごっこを楽しむ。アメリカに渡ってからは、googleやYoutubeやSkypeを使いこなし、母国に一抹の後ろめたさを感じつつも先進国でも生活をenjoyする。学生VISAが切れ不法滞在となったことで常に国外退去の不安が付きまとい、まともな職業につけない。国に残した家族や友人からは妬みや嫉み、国を捨てた人間というレッテルを貼られる・・・。ストーリーは必ずしも幸福ではないが、絶望的な悲劇でもなく、自然や美しさが印象的。海外小説の面白いところだと思う。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品