商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2016/07/01 |
| JAN | 9784488010560 |
- 書籍
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テロ
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テロ
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商品レビュー
4
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社会科学の従来の問題を陳列、だけではなかった
テロを裁判の場でさばく戯曲。 多くの従来からのジレンマ問題を多数挙げて検討するが、有罪とも無罪とも取れるジレンマのはざまで、人の尊厳を語る著者のテーマが明らかになる。 「私はあなたの考え方は嫌いだが、それを語る権利は命を懸けて守る」。その発言と表現の自由は人間の尊厳である。 ...
テロを裁判の場でさばく戯曲。 多くの従来からのジレンマ問題を多数挙げて検討するが、有罪とも無罪とも取れるジレンマのはざまで、人の尊厳を語る著者のテーマが明らかになる。 「私はあなたの考え方は嫌いだが、それを語る権利は命を懸けて守る」。その発言と表現の自由は人間の尊厳である。 それは法律でも憲法でも限界を与えられない。 パリのシャルリ・エブド社がテロ襲撃を受けて後、彼の語るところは明瞭化してくる。
木瓜
ラジオで?誰かがシーラッハの話をされていて、読んでみた。 164人の乗客を乗せたルフトハンザ機がハイジャックされ、7万人の観客でいっぱいのサッカースタジアムへの墜落が目論まれる。知らせを受け緊急発進した空軍少佐が命令を無視して旅客機を撃墜。逮捕。裁判にかけられることになる。 この...
ラジオで?誰かがシーラッハの話をされていて、読んでみた。 164人の乗客を乗せたルフトハンザ機がハイジャックされ、7万人の観客でいっぱいのサッカースタジアムへの墜落が目論まれる。知らせを受け緊急発進した空軍少佐が命令を無視して旅客機を撃墜。逮捕。裁判にかけられることになる。 この裁判の様子が描かれる法廷劇+フランスの雑誌『シャルリー・エブド』がM100サンスーシ・メディア賞を受けた際のシーラッハによるスピーチを収載。 有罪評決の結末と無罪評決の結末、両方が用意されていて読む人に考えさせるようになっている。 自分が裁判員になっていたら、パイロットだったら、報告を受けて指示を出す国防大臣だったら、とかまあ考えますな。 わたしは、検察官が検察側の証人にハイジャックの連絡を最初に受けてから旅客機の墜落までに52分間あったのだから、スタジアムに連絡して観客を避難させることができたのではないか?と質問したことが頭に残っている。 スタジアムが空になったとしても旅客機が墜落させられてしまえば164人は死んでしまうことには変わりがないのか? 私たちのモラルや良心は揺らぐものだから、憲法という「原則の集合体」があるのだ、という検察官の論告もよく分かる。 しかしそれだと「上品な法治国家はテロリストになんら手を出さない」と保証してしまうことになる、という弁護人の最終弁論は、わたしにはへ理屈にも感じられなくもない。 しかししかし。。。
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トロッコ問題。 テロにハイジャックされた旅客機が、七万人を収容するスタジアムに突入しようとする。憲法の規定とは異なる判断をし、旅客機を撃ち落とした軍人に下される判決は何が妥当かを問う。 自分が、軍人パイロットか、裁判官になるかで、答えは変わってくるかもしれない。 参審員の立...
トロッコ問題。 テロにハイジャックされた旅客機が、七万人を収容するスタジアムに突入しようとする。憲法の規定とは異なる判断をし、旅客機を撃ち落とした軍人に下される判決は何が妥当かを問う。 自分が、軍人パイロットか、裁判官になるかで、答えは変わってくるかもしれない。 参審員の立場だったら、有罪を判決すると思う。法はあくまで法にあるのに過ぎないが、それでも、モラルの集合体が法である。法を絶対不可侵であると考えるわけではないが、それでも、今までの人間のモラルの積み重ねであることは否定できない。また、人の尊厳を比べることができないのも賛成。
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