1,800円以上の注文で送料無料
それでも、日本人は「戦争」を選んだ 新潮文庫
  • 新品
  • 書籍
  • 文庫
  • 1224-26-01

それでも、日本人は「戦争」を選んだ 新潮文庫

加藤陽子(著者)

追加する に追加する

それでも、日本人は「戦争」を選んだ 新潮文庫

880

獲得ポイント8P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2016/06/26
JAN 9784101204963

それでも、日本人は「戦争」を選んだ

¥880

商品レビュー

4.5

182件のお客様レビュー

レビューを投稿

2026/07/21

戦争、とりわけ日本において『太平洋戦争』というものは取り扱いが難しい。右も左も、自分たちのナラティブにそった『太平洋戦争』を語りがちである。 実際に私も自虐史観と言われるような解釈をしていたことは事実である。 この『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』は加藤氏により徹底的な専門的...

戦争、とりわけ日本において『太平洋戦争』というものは取り扱いが難しい。右も左も、自分たちのナラティブにそった『太平洋戦争』を語りがちである。 実際に私も自虐史観と言われるような解釈をしていたことは事実である。 この『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』は加藤氏により徹底的な専門的知見による日本の近現代史の講義である。実際に高校生へ行った講義をもとに日清戦争から太平洋戦争までを章立て、当時の経済や工業、貿易などの各国々がどう影響し合っているか、そのなかでの日本の立ち回りや、軍人、政治家、外交官の論理などを織り交ぜながら、歴史的な専門知識による説明で右にも左にもよらない、ナラティブ性を抑えた内容になっており、フラットな歴史理解のためにはかなり効果的だったように思う。満州事変からの国際連盟の脱退は、いったいどういう理屈で行われたのか、戦争のさなかに発露する人種差別、今まで見えていなかったもの、見ようとしなかったものがこの1冊につまびらかになっている。 ただ自分にとって気持ちがいいものではない。自分にとって都合のいい解釈を許さない、加藤氏の鋭く真摯な講義がこの1冊に詰まっているし、自分もまだまだ理解が足りなかったと、読みたいように読んでいたことを反省した。いい薬だった

Posted by ブクログ

2026/07/16

高校生との対談形式の講義をまとめたもの。 筆者の立場はやや左寄りではあるのでそこは加味しないといけないが、軍事、経済、国内統治等複数の観点から膨大な資料を背景に歴史を紐解き、日清戦争から第二次世界大戦までの日本の歩みが語られるのは素晴らしかった。対談形式なのに当意即妙に情報ソース...

高校生との対談形式の講義をまとめたもの。 筆者の立場はやや左寄りではあるのでそこは加味しないといけないが、軍事、経済、国内統治等複数の観点から膨大な資料を背景に歴史を紐解き、日清戦争から第二次世界大戦までの日本の歩みが語られるのは素晴らしかった。対談形式なのに当意即妙に情報ソースが出てくるの、何者…!? 社会科学のプロの最高峰の力を見た。 この本を読んでも思ったが、日本は政治家、民衆ともにかなり戦前あるいは第二次世界大戦後半に近いマインドにある。 ・政治家:選挙の勝利への執着と、国内の暴力的組織(軍部、民衆)からの制裁への恐怖から、楽観的で他責的な見通しで戦争に進む ・民衆:他国(中国)がアイデンティティを侵害してくる危機感と憤りから戦争に進もうとする 戦争は、他国が自国に損害を与えるかもしれないという危機感から始まり、他国のあり方(憲法や思想)を変える形で終わるという、ルソーから始まる戦争論はかなり新鮮に映った。 侵略戦争が禁止された世界では(あるいはそうでなくとも)、戦争は討匪戦の形をとるということも、当時から現代まで共通しており、その点において今中国韓国の“人間性”についてむやみやたらと敵対心を持つ国内勢力の存在はやはり危険だと感じる。 地理的に我々は共産主義と資本主義の狭間にある。そして、資源も人口も食料もない。 我々は、どのような戦争をするのだろうか/あるいは巻き込まれるのだろうか。そして、どのように戦えるのだろうか。 戦争は国間の政治闘争の一つの形であるとすれば、戦争をしない形で逃走をしたいものだ、と強く思う。

Posted by ブクログ

2026/06/29

中高生に向けた戦争の歴史についての授業をまとめた一冊。日清戦争から太平洋戦争までを、日本の軍部や内閣、そして諸外国の目線でたどることができる。 授業を受けている中高生のレベルが高くて、正直知識も考察力もボロ負け。しかし大衆向けに読みやすく話を進めてくれているため、スピードを落とす...

中高生に向けた戦争の歴史についての授業をまとめた一冊。日清戦争から太平洋戦争までを、日本の軍部や内閣、そして諸外国の目線でたどることができる。 授業を受けている中高生のレベルが高くて、正直知識も考察力もボロ負け。しかし大衆向けに読みやすく話を進めてくれているため、スピードを落とすことなく最後まで読めた。 戦争は悪であり、巻き込まれるのは絶対に嫌。でもいざ戦争が目前に迫ったとき、私はそれをちゃんと認識できるだろうか。知らないうちに戦争しか道がなかった、という事態を避けるにはどうしたら良いのだろう。 戦争から目を逸らさず、考え続けていく必要がある。 この本を読んで感じたこと。 自分の見えているものだけで判断を下すのは危険だ。しかし戦争の歴史を見ると、国のトップに立つ器の人でさえ(結果的に)正しく政治外交の舵取りはできていなかった。きっと今もそうだし、これからもそうだろう。 正しい道はわからなくても、たくさんの人の意見を素直に聞き、最悪のシナリオを回避することが必要なのだと思う。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品

履歴をすべて削除しました