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忍者の歴史 角川選書570
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忍者の歴史 角川選書570

山田雄司(著者)

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忍者の歴史 角川選書570

1,760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2016/04/01
JAN 9784047035805

忍者の歴史

¥1,760

商品レビュー

2.7

7件のお客様レビュー

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2022/02/13

映画やマンガ、ゲームなどの影響が強い忍者のイメージが世間一般にある。いまだに本来の忍者とは何だったのか不明なところが多いようで、その歴史を研究した本。 忍者、というよりスパイに相当する役割は紀元前の遥か昔からあり、孫子の兵法にも「間諜」が出てくる。日本でも、平安時代あたりから諜...

映画やマンガ、ゲームなどの影響が強い忍者のイメージが世間一般にある。いまだに本来の忍者とは何だったのか不明なところが多いようで、その歴史を研究した本。 忍者、というよりスパイに相当する役割は紀元前の遥か昔からあり、孫子の兵法にも「間諜」が出てくる。日本でも、平安時代あたりから諜報活動の重要性から存在していたようだ。 最も忍者が活動していたのはやはり戦国時代。しかし現代のイメージとは異なり、傭兵だったり武士の中の一部だ。それが泰平の世になり、武士同様に警護職に就く傍ら、権威付けと精神性の向上に向かい、宗教感や日本人の民族性と絡み合ってエンターテイメントに繋がっていったようだ。 暇になった武士が権威付けに邁進していった構図と似てるのか…と少しがっかりしつつも、創造力を膨らませて日本の文化の一つとしてエンターテイメントにしていった人達の功績を評価したい。

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2020/12/13

柔術・剣術・砲術などと同じように忍術っていう習い事になる前は、基本戦うのではなく偵察・スパイ要員とのこと。 なので、情報を持ち帰るために、逃げる・隠れる・見つからないってものに特化していたらしい。 分身の術とかそういうたぐいは、江戸時代以降の一般大衆向けの見世物として広がっただそ...

柔術・剣術・砲術などと同じように忍術っていう習い事になる前は、基本戦うのではなく偵察・スパイ要員とのこと。 なので、情報を持ち帰るために、逃げる・隠れる・見つからないってものに特化していたらしい。 分身の術とかそういうたぐいは、江戸時代以降の一般大衆向けの見世物として広がっただそうだ。 https://seisenudoku.seesaa.net/article/472425859.html

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2019/10/19

序章p.9の、 忍者は「忍び」と呼ばれ、史料上確実に存在が確認できるのは、南北朝時代(1336-92)以後で、その起源は十三世紀後半に荘園制支配に抵抗した悪党にあると考えられる。忍びは、乱波(らっぱ)、透波(すっぱ)、草、奪口(だっこう)、かまりなど、地方によりさまざまな名前で呼...

序章p.9の、 忍者は「忍び」と呼ばれ、史料上確実に存在が確認できるのは、南北朝時代(1336-92)以後で、その起源は十三世紀後半に荘園制支配に抵抗した悪党にあると考えられる。忍びは、乱波(らっぱ)、透波(すっぱ)、草、奪口(だっこう)、かまりなど、地方によりさまざまな名前で呼ばれ、忍者という呼び名が定着したのは昭和三十年代になってからのことである。 この一文に尽きるかな。

Posted by ブクログ

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