ファラデーと電磁力 世界の伝記科学のパイオニア

ブライアン・バウアーズ(著者), 坂口美佳子(訳者)

• 販売会社／発売会社: 玉川大学出版部
• 発売年月日: 2016/05/01
• JAN: 9784472059681

商品レビュー

2024/12/11

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さまざまな分野の発見をしたファラデーは、失敗したことやわからないことをとても大切にしていました。
たくさんの失敗を重ね、わからないことはすべてていねいにノートに書き残しています。それをもとに、後世の科学者が新しい理論を打ちたて、科学を大きく発展させました。
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電磁誘導を発見した人、としか知らなかったファラデーですが、たくさんのことを研究、発見していた人なんだと知りました。ただ、子供向けの本なのですが、文章が難しかったです。(^_^;)

2017/03/21

ファラデーのことは本当に何も知らなくて『ロウソクの科学』の人、というだけだった無知なわたくし。

電磁力学分野の先駆者なんですね。
しかもほんとうに丹念な実験科学者なんだな。それは少年時代徒弟として本の装幀を行ったり、科学にたずさわるようになってから、まずは化学のほうから入っていったというバックグラウンドにもよるものなんだろうと思った。

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2022．3．3再読
一度読んだの忘れてた(^_^;;　登録しようとしたらもう感想を書いてあってびっくり（笑）
「ファラデーのすばらしいところは、自分では実験結果が理解できなくても、実験の手順や結果を大切にして、きちんと残していることだ」というのがすばらしいなと思った。自分の手柄だけを大切にするのではなくて、あとに続く人が自分の実験から何かを得ることまでしっかり思いをいたしていたのだろう。

2016/06/02

大事なのは記録を残しておくこと。
成功も失敗も、わかったことも、わからないことも。
きちんと記録しておけば、後の人がなんとかしてくれるかもしれない。
残しておきさえすれば。

ファラデーはノートに残したけど、私たちがこうしてネット上に刻んでいるものは、どうのこっていくのだろう。何も残らないのだろうか。