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風土記の世界 岩波新書1604
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風土記の世界 岩波新書1604

三浦佑之(著者)

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風土記の世界 岩波新書1604

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2016/04/01
JAN 9784004316046

風土記の世界

¥1,012

商品レビュー

3.5

7件のお客様レビュー

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2023/01/23

風土記を再読するために、本書も再読。 曖昧な点もありますが、著者の視点は見所ありですね。 日本書紀を日本書+(紀)とするのは、妥当な考えかただとおもいますね。この考えかたをベースに風土記や記紀万葉を読んでいくと納得点多いですね。 著者が『古事記』前文偽書説を当書ではありませんが、...

風土記を再読するために、本書も再読。 曖昧な点もありますが、著者の視点は見所ありですね。 日本書紀を日本書+(紀)とするのは、妥当な考えかただとおもいますね。この考えかたをベースに風土記や記紀万葉を読んでいくと納得点多いですね。 著者が『古事記』前文偽書説を当書ではありませんが、興味深いところです。 私は、現存『古事記』自体『日本書紀』よりずっと後世の改作だと思いますがね。 現存の風土記と逸文をさらっと解説されているので次につながる1書だとお薦めできます。

Posted by ブクログ

2020/10/21

風土記=「日本書」地理志の構想が頓挫したもの、という観点からの概説。「日本書紀」はあくまでも、中国にならった正史「日本書」のうち「紀」に当たる部分として構想されたというのが筆者の考えである。 常陸国風土記にみるヤマトタケル伝承や出雲国風土記にみる日本海文化圏の痕跡など、興味深い...

風土記=「日本書」地理志の構想が頓挫したもの、という観点からの概説。「日本書紀」はあくまでも、中国にならった正史「日本書」のうち「紀」に当たる部分として構想されたというのが筆者の考えである。 常陸国風土記にみるヤマトタケル伝承や出雲国風土記にみる日本海文化圏の痕跡など、興味深い内容が展開されており、行間からここまで読み取れることに感嘆した。であるからこそ、五風土記しか残存しないのが本当に残念という読後感も残る。

Posted by ブクログ

2017/04/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この当時から、中央と地方にはある種の明確な差があったのかと思うと面白い。 記紀の間でヤマトタケルについて比べている本はいくつかあったけど、そういえば、風土記にもかの英雄は出ているのだと思わされた。

Posted by ブクログ

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