商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2016/04/16 |
JAN | 9784003014356 |
- 書籍
- 文庫
太平記(五)
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太平記(五)
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西源院本に現代文でも分かるよう、訳と注を配置している。 高師直・高師泰らが討たれた後、再び足利尊氏と足利直義が 不和に。騒乱後、降伏した直義は亡くなり、更に数年後、 尊氏も54歳の生涯を終える。そして足利義詮が二代目将軍に。 だが、将軍方と南朝の争いは未だに続き、幕府内でも対立が...
西源院本に現代文でも分かるよう、訳と注を配置している。 高師直・高師泰らが討たれた後、再び足利尊氏と足利直義が 不和に。騒乱後、降伏した直義は亡くなり、更に数年後、 尊氏も54歳の生涯を終える。そして足利義詮が二代目将軍に。 だが、将軍方と南朝の争いは未だに続き、幕府内でも対立が。 ・凡例 ・全巻目次 第三十巻 第三十一巻 第三十二巻 第三十三巻 第三十四巻 第三十五巻 第三十六巻 ・付録 系図(清和源氏系図(一)・清和源氏系図(二)) 『太平記』記事年表5 [解説5]『太平記』の時代――バサラと無礼講 ・地図 大宰府周辺図 紀伊国関係図 南北朝時代が舞台の歴史読み物「太平記」。 足利直義、将軍・足利尊氏、阿野廉子の死。 そして後光厳天皇の即位、足利義詮が二代目将軍にと、 新旧の入れ替わりになる中、戦乱の世は未だ終わりが見えず。 京の都は火事と戦乱での破壊で、住む人が離散する有り様に。 更に公家の困窮と武家の富貴の対比が 権力者の変化を物語っています。 また、住吉社の松や楠が折れる、大地震、大津波、 6月に雪、大嵐、そして疫病。 足利直義の毒殺の噂、崇徳院のたたりでの細川繁氏の怪死、 騙し討ちで自死に追い込まれた新田義興の怨霊、 後醍醐帝らの霊が夢になど、不穏な出来事が続発。 戦記物語の部分は迫力満点で、奮闘あり、一騎打ちあり。 南朝、幕府、幕府内での権力争いでの、それぞれの陣営の 参加武士の一覧が複数ありますが、その中には裏切りや謀反、 離反等が見えてしまう。佐々木道誉も行動してますし。 また、なんだか清和源氏の末裔同士の争いの状況も。 というか、細川、畠山、赤松、斯波、土岐など、 応仁の乱までも争いが続いているんだなぁ。 笛吹崇(峠)の戦いでは、長尾弾正と根津小次郎が足利尊氏に 挑む姿が・・・って「逃げ上手の若君」のあの二人? とは違うようだけど、マンガに反映されたら面白いなぁと、 ちょっと期待しています。 あと、解説5のバサラと文化の話が興味深かったです。
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