商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | あすなろ書房 |
発売年月日 | 2016/04/30 |
JAN | 9784751527689 |
- 書籍
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オリバー・ストーンの告発 語られなかったアメリカ史(2)
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オリバー・ストーンの告発 語られなかったアメリカ史(2)
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「日本に原爆が投下された」の一行の裏にある、本当に本当にたくさんの理由、歴史の流れ。 第二次世界大戦が始まっていなかったら、日本が真珠湾攻撃をしてアメリカが戦争に参加していなかったら、1945年4月にローズヴェルトが死んでいなかったら、副大統領がヘンリーウォレスになっていれば、ポ...
「日本に原爆が投下された」の一行の裏にある、本当に本当にたくさんの理由、歴史の流れ。 第二次世界大戦が始まっていなかったら、日本が真珠湾攻撃をしてアメリカが戦争に参加していなかったら、1945年4月にローズヴェルトが死んでいなかったら、副大統領がヘンリーウォレスになっていれば、ポスダム宣言の無条件降伏をアメリカが少しでも譲歩していれば、日本がもっと早く降伏していれば、小さな歯車がずれていれば、広島と長崎であんなにたくさんの人が死ななかったかもしれない。たら、ればを言い出すとキリがないけど、これを読むと、そう考えずにはいられない。 たくさんの人間の陰謀や競争心や野心が大きな時代の渦になって、広島の無害な人民の命が奪われたと思うとやるせない。 原爆投下を語るためには、第二次世界大戦のこと、ドイツの残虐性、アメリカとソ連の関わり、日本ドイツイタリアの枢軸国がヨーロッパや米ソに与えていた恐怖、そして日本が行った残虐な行為を理解していかなきゃいけない。歴史の流れを食い止めることは出来なくても、人類兵器を使った同じような過ちを食い止めることは出来る。だからこそ、なぜ原爆型投下されたのか、について考え続けることはすごく大切だと思った。 憎しみは憎しみしか生まない。アメリカだって、ソ連だってドイツだってイタリアだってイギリスだって日本だって、そして支配されたあらゆる国だって、死にたくて死んだ人はいないはず。みんな生きたかったはず。間違った教育がいきとおっていたとしても、それでもやっぱり生きたかったはず。 戦争のことについて、ひとことで語れないのは分かるし、この本だってきっと情報に偏りがあるんだと思うけど、人が人の命を奪っていいことなんて、国や人種は関係なく、絶対にないはず。たくさんの人の命が失われて、憎しみ合い、また違う憎しみを生む、戦争という行為が絶対にあってはならない。 全てを分かりきれてないし、難しいところは理解できてなくても、本当にこれだけは忘れたくない。
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読了後、ふと「原子爆弾投下に踏み切った当時のアメリカ政府は、真に外交上手と言えるのか?武力行使の他に、手段はなかったのか?本当に、外交手段がない状況だったのか?」と考えました。
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