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ヒトラーはなぜ猫が嫌いだったのか コア新書
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ヒトラーはなぜ猫が嫌いだったのか コア新書

古谷経衡(著者)

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ヒトラーはなぜ猫が嫌いだったのか コア新書

865

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 コアマガジン
発売年月日 2016/04/01
JAN 9784864368728

ヒトラーはなぜ猫が嫌いだったのか

¥865

商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

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2024/06/23

猫派と犬派のこと。 犬も猫もどっちもかわいい。 けれど、政治家が国民を、犬派の思考に持って行こうとしてるときは要注意。 読みやすくて、おもしろかった。

Posted by ブクログ

2018/04/13

猫本だ、と思ったら、むしろ前半は犬の記述のほうが多い、かも。なぜヒトラーは犬を偏愛したのか。人は犬や猫の背景に何を見るのか。 -------- たびたび猫本レビューで書いているように、僕は猫と犬を比べるというだいそれたことが出来ない。 僕にとって、猫は神のようなもので犬は家畜だ...

猫本だ、と思ったら、むしろ前半は犬の記述のほうが多い、かも。なぜヒトラーは犬を偏愛したのか。人は犬や猫の背景に何を見るのか。 -------- たびたび猫本レビューで書いているように、僕は猫と犬を比べるというだいそれたことが出来ない。 僕にとって、猫は神のようなもので犬は家畜だ。いや、これも正しくない。神とは違う。犬も飼っていないので家畜ではない。 なんなのだろう。犬だってネコ目だしなあ、なんて屁理屈も考えたりした。 本書を読んで、その比較のモヤモヤの理由が少しわかった。 犬を偏愛し、犬的な性質を良しとする社会を「犬性の社会」、猫を偏愛し、猫的な性質を良しとする社会を「猫性の社会」と名付け、今の猫ブームは犬性の社会から猫性の社会への転換期である、としているのだ。 ヒトラーが犬の背後に規律・忠実・従順を見ていた。現代日本人は猫の背後に自由・放任を見ている、のだと。 僕にとって、これらもまた比べるものではない、それを比較しているからもやもやしているのだろう、と。あれ、ぜんぜんモヤモヤの説明になっていない。 猫性と犬性はわかるが、現代日本人は本当に猫の背後にそれを見ているのだろうか。 そもそも、本書のタイトルとは裏腹に、ヒトラーが猫嫌いだったことについて正確な言及は出来ない、と本文で述べているのである。犬を偏愛したのに対して、猫に対する記述はさっぱりない。愛の反対は無関心、ということであるが、しかし猫が嫌いだったかどうかはわからないのだ。 本書の中盤は、ヒトラーがなぜ犬に惹かれていたのか、といったことや、ヨーロッパでの犬と猫の扱いについてを紹介していて、これは読み物として大変に楽しい。楽しいが僕のモヤモヤは収まらない。 猫愛での社会から猫性社会、そして近代の犬性社会を経て、1995年頃からまた日本は猫性社会に突入してきた、と説く。企業社会が終焉したのがちょうどその頃で、日本人を組織から自由にしつつある、というのだ。つまり、人はもう自由を手に入れた「はず」で、猫の向こうに猫的なものを読み解く必要性はないのではないか、とつながるんだから、ほらやっぱりね。 結局僕らは自由になっていない、だから猫に自由を求めるのだ。 だが本書が出版された2016年よりも、日本は確実に犬性社会に向かっているように思う。 統制したい、忠実であってほしい、従順であってほしい、そういう社会が目指されていると感じないか。猫ブームが強く言われるようになったのも同じ頃からかもしれない。これはまた犬への転換タイミングを迎えているのか、それとも犬的社会へのさらなる反発のための猫ブームなのか。かつて猫性が国ではなく企業に向けられたというが、では僕が思うこの犬性は、どこからどこへ向かっているのか。 やはり犬と猫は比べちゃならねえ…と思うけど、比べるからこそ面白くもなるのだなあ。

Posted by ブクログ

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