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思想史としての現代日本
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思想史としての現代日本

テツオ・ナジタ(著者), 栗原彬(著者), 武田宏子(著者), キャロル・グラック, 五十嵐暁郎

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思想史としての現代日本

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2016/03/01
JAN 9784000611220

思想史としての現代日本

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2021/07/14

戦後、特に1980年代以降の新自由主義的な社会が志向された時代から現代(2016年)までを主な射程にしている。 近代になり「個人」の成立が達成された中で、「個人」がどのように社会や政治、企業等と関わりを持つのかという観点が多かったという印象。 7つの章に分かれており、論文集のよ...

戦後、特に1980年代以降の新自由主義的な社会が志向された時代から現代(2016年)までを主な射程にしている。 近代になり「個人」の成立が達成された中で、「個人」がどのように社会や政治、企業等と関わりを持つのかという観点が多かったという印象。 7つの章に分かれており、論文集のようになっている。自身の興味があるテーマをつまみ食いしながら読むだけでも良い気がするが、ある程度は全体を読むともっと良いのかも。 今回は、「「失われた」40年ー戦後労働の精神史」を目当てに読んだ。現代、問題とされている雇用問題について、戦後日本における労働精神史を概観しながら論じている。少々、現代の人事制度的な箇所で少し穿った見方をしているのでは?という印象はあるが、日本における労働者と経営者の関係性の変遷について思想史的に振り返るのは頭の整理となって非常に良かった。 自身が作る人事制度も、どんな潮流の中で作られているのかということを自省するきっかけともなった。

Posted by ブクログ

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