商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 西村書店 |
発売年月日 | 2016/03/01 |
JAN | 9784890137480 |
- 書籍
- 書籍
カシュガルの道
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
カシュガルの道
¥1,650
在庫なし
商品レビュー
3.5
3件のお客様レビュー
映画を観たような読後感。 砂漠を旅するように辛抱強く読み進めると、ふたつの物語の繋がりが少しずつ現われ始め、中盤辺りから次第に引き込まれる。せっかち且つ怠慢なるが故に細部を読み飛ばす自分のような読者は、一読後に改めて細部を読み返したくなるだろう。 親の愛情がどのようなものであ...
映画を観たような読後感。 砂漠を旅するように辛抱強く読み進めると、ふたつの物語の繋がりが少しずつ現われ始め、中盤辺りから次第に引き込まれる。せっかち且つ怠慢なるが故に細部を読み飛ばす自分のような読者は、一読後に改めて細部を読み返したくなるだろう。 親の愛情がどのようなものであれ、子供の人生は親の思うようにはならないものだが、良かれ悪しかれ何らかの大きな影響を及ぼすもの。そんな警告も読み取ってしまったのは、11歳の息子を持つ今だからかも。 コロナワクチンの副反応か、発熱を感じながら砂漠からの脱出激とも言えそうな旅路の猫写に、自分のダルい身体が絡みつかれように感じた。
Posted by
時代を遡ったり、現代に戻ったり、前半は両者の繋がりがあまり見えないので非常に読みにくかった。しかし、後半になると二つの時代が繋がってきて、一気に読み進めることができる。 人間は多くの人の中にいながらも孤独を感じて、愛情と居場所を模索して生きている。それは昔も今も変わらないというこ...
時代を遡ったり、現代に戻ったり、前半は両者の繋がりがあまり見えないので非常に読みにくかった。しかし、後半になると二つの時代が繋がってきて、一気に読み進めることができる。 人間は多くの人の中にいながらも孤独を感じて、愛情と居場所を模索して生きている。それは昔も今も変わらないということを、エヴァとフリーダの人生から実感することができた。
Posted by
1920年代、当時の東トルキスタンのカシュガルへ伝道に訪れて思わぬ事態に巻きこまれる3人のイギリス女性と、現代のロンドンでけっしてしあわせとは言えない人生を送る女性の視点が交互に語られる形式。疎外感がキーワード。現代パートのイエメン青年の鳥話がとても効果的。ケイト・モートンが好...
1920年代、当時の東トルキスタンのカシュガルへ伝道に訪れて思わぬ事態に巻きこまれる3人のイギリス女性と、現代のロンドンでけっしてしあわせとは言えない人生を送る女性の視点が交互に語られる形式。疎外感がキーワード。現代パートのイエメン青年の鳥話がとても効果的。ケイト・モートンが好きな人にお薦め。
Posted by