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30代作家が選ぶ太宰治 講談社文芸文庫
1,485円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2016/04/09 |
JAN | 9784062903066 |
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30代作家が選ぶ太宰治
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30代作家が選ぶ太宰治
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商品レビュー
4.3
5件のお客様レビュー
まぁちょっと太宰治でも読んでみましょうか……。 という軽いノリで手に取りまして。 学生のころ以来?の太宰治を読みました。 人間が丸ごとって感じの自意識の見え隠れに悶えたり感心したり。 個人的には駈込み訴えが好きでした。 自分も相手も正も誤もわからなくなるような愛がすごい。
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『駆込み訴え』以外は初読。 『親友交歓』が1番好き。ダメ人間が別ベクトルのダメ人間のもとにやってきた時。 『トカトントン』で、はじめて『女生徒』を読んだ時を思い出す。100%”女子”の独り言の中にダザイの語り口や自意識がふと(しかし強烈に)顔を出すあの感じ。 『おさん』は、これを...
『駆込み訴え』以外は初読。 『親友交歓』が1番好き。ダメ人間が別ベクトルのダメ人間のもとにやってきた時。 『トカトントン』で、はじめて『女生徒』を読んだ時を思い出す。100%”女子”の独り言の中にダザイの語り口や自意識がふと(しかし強烈に)顔を出すあの感じ。 『おさん』は、これを書いた作家が、なぜ自身も心中できたのか。そう思わずにはいられなかった。
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実は、かの転生してすいませんの影響で手に取ってみた。 つくづく、私は太宰治と不幸な出会いをしたのだと思う。 夏休みの宿題で、強制的に人間失格など読ませてはいけない。 悲しみのどん底にあっても、ふと、昨日食べたおかずのことが心に浮かんだりする人の心の不思議。絶対に一つの色に染ま...
実は、かの転生してすいませんの影響で手に取ってみた。 つくづく、私は太宰治と不幸な出会いをしたのだと思う。 夏休みの宿題で、強制的に人間失格など読ませてはいけない。 悲しみのどん底にあっても、ふと、昨日食べたおかずのことが心に浮かんだりする人の心の不思議。絶対に一つの色に染まらない心をそのままに描き出す。太宰の描く、心の動きは、とてつもなく立体的で、魅入られる。
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