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ふたご巨乳ナース 僕と義母と叔母と マドンナメイト文庫
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ふたご巨乳ナース 僕と義母と叔母と マドンナメイト文庫

観月淳一郎(著者)

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ふたご巨乳ナース 僕と義母と叔母と マドンナメイト文庫

712

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 二見書房
発売年月日 2016/04/11
JAN 9784576160580

ふたご巨乳ナース

¥712

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2016/04/14

フックの利いた双子の熟女ヒロインで展開は手堅く

病院の跡継ぎながらが浪人してしまい、父からは叱責されている主人公。若くして後妻に入り、主人公とは多少ぎくしゃくしながら32歳の今も美しい魅惑の義母。そうした微妙な家庭環境にあって、交通事故を起こした主人公の入院先(父の病院)に義母はナースとして勤めており、双子の叔母(義母の妹)も...

病院の跡継ぎながらが浪人してしまい、父からは叱責されている主人公。若くして後妻に入り、主人公とは多少ぎくしゃくしながら32歳の今も美しい魅惑の義母。そうした微妙な家庭環境にあって、交通事故を起こした主人公の入院先(父の病院)に義母はナースとして勤めており、双子の叔母(義母の妹)も同じくナースという設定が利いている。主人公の呼び方や下着の色などで(読み手には)違いを示しつつ主人公には同一人物と錯覚させる演出で病床の「ご奉仕」が繰り広げられる作品である。 生真面目で堅物な義母に対して奔放な叔母という好対照な2人ヒロインから叔母のリードで話が進む。ただ、積極的な叔母の単なる摘み喰いと言うよりも、成長した「義理の甥」に対する好奇心から姉(とその家族)の境遇を顧みつつ、最後は関係が修復した主人公&姉への嫉妬心と恋心がない交ぜになったような感情が芽生えるといった複雑さが背景にある。 妹に先を越される形となった義母は、その矜持に憂いながら対抗心もあり、何より妹が自分にすり替わって関係を持った(最初のハードルを越えた)気安さもあって次第に積極さを見せるようになる。内心では後悔しつつも見栄や照れ隠しから突き放すような態度も時折見せていた主人公が、カラダの関係を経てココロも次第に通わせていく情交描写には義母の包容力も感じる良さがあった。 しかし、そんな入れ替わりもいつかバレる。それまでダブルでオイシイ思いをしてラッキーだったのにと考えそうなところも騙されたと青臭い若気で再度拗ねてしまう主人公。これを起承転結の「転」としているのだが、そこから主人公が2人に淫靡な罰を与えつつ激甘成分がさらに高まる結末までは頁数というゴールが見えてきて急に纏めたような性急さも否めず、さらに主人公が退院するエピローグにおいてはむしろ退院後に約束した自宅での「その後」を描いた方がいやらしさも増しただろうにとのもどかしさも少々感じた。 年上女性の慈愛と年若青年の甘えを交えた官能描写は概ね良好。相姦の憂いも悩ましく盛り込まれつつ長大で萎え知らずなムスコに翻弄され、蕩け、溺れていく淫猥さが丁寧に描かれていた。大半が病室のベッドで騎乗位という情交だったが、分娩室では大胆な責めで乱れさせる一面も見られた。 前作にしてデビュー作『叔母と美魔女-背徳のヨガレッスン』と同様にかつての新堂麗太(フランス書院文庫)作品を思い出すテイストにつき、相手への嫉妬が主人公ラヴを加速させる激甘官能王道ストーリーを安心して堪能できる反面、王道なるが故にやや物足りない印象も残るのは致し方ないところか。

DSK

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