商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2016/03/29 |
JAN | 9784101800615 |
- 書籍
- 文庫
トリモノート
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トリモノート
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商品レビュー
3
13件のお客様レビュー
LINEノベルにて読了。 あの怪作『キャットフード』の作者ということで相当覚悟して読んだのだが、全く毒気のないストーリーに逆にびっくり。 もしも十八世紀後期のお侍さんの国に、未来のテクノロジーが持ち込まれたら? というifもの時代劇ミステリ。 外来語続出の軽妙な語り口で判る通り、...
LINEノベルにて読了。 あの怪作『キャットフード』の作者ということで相当覚悟して読んだのだが、全く毒気のないストーリーに逆にびっくり。 もしも十八世紀後期のお侍さんの国に、未来のテクノロジーが持ち込まれたら? というifもの時代劇ミステリ。 外来語続出の軽妙な語り口で判る通り、あくまでライト感覚のパラレル捕物帖なのだが、テクノロジーの便利さが必ずしも犯罪捜査の証明に直結しない難しさや、有名な大岡裁きを更に捻ったラストエピソードなど、読ませる部分もある。 あと登場人物の名前(舟彦、お星、三六、渦之丞etc)がいかにも元ネタありそうな感じなのだが、結局判らなかった。 SF作品っぽいけど、実際どうなんだろ。
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侍が闊歩する時代に、岡っ引きの娘が見つけた光る家には 奇妙なものがいっぱい。 今の警察が普通に使っているようなものが 何故か存在する光る家。 そこから主人公と、その友人が道具を失敬して 事件を解決しています。 事件そのものも、どうにか道具の存在を伏せて つじつまが合うように解...
侍が闊歩する時代に、岡っ引きの娘が見つけた光る家には 奇妙なものがいっぱい。 今の警察が普通に使っているようなものが 何故か存在する光る家。 そこから主人公と、その友人が道具を失敬して 事件を解決しています。 事件そのものも、どうにか道具の存在を伏せて つじつまが合うように解決しているのが面白いです。 が、結局その光る家はなんなのか、誰か管理していないのか どうしてそこにあるのか、は謎のまま。 タイムスリップしたのか、宇宙人なのか、等々 匂わすものも何もないのが、ちょっと残念です。
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十八世紀後期の侍がいる国のとある場所が舞台。山の中で見つけたタイムマシンの中に現代では普通にある物でもその時代ではありえない色んな道具を発見する岡っ引きの娘、というのが始まり。確かに技術の進歩は犯罪捜査の進歩。幼馴染の舟彦の考え方は現代では当たり前でもその時代ではなかなか難しいも...
十八世紀後期の侍がいる国のとある場所が舞台。山の中で見つけたタイムマシンの中に現代では普通にある物でもその時代ではありえない色んな道具を発見する岡っ引きの娘、というのが始まり。確かに技術の進歩は犯罪捜査の進歩。幼馴染の舟彦の考え方は現代では当たり前でもその時代ではなかなか難しいものだろうと思う。そういう意味では今の私たちの考え方が普通ではない時がいずれはくるのだろうな。
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