商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 原書房 |
発売年月日 | 2016/02/01 |
JAN | 9784562053049 |
- 書籍
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米軍基地がやってきたこと
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米軍基地がやってきたこと
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最初この本を手にした時 やってきたという タイトルに やって来た (こちらに来た) と解釈しておりましたが 中を読んで 原題を ちゃんと見ると やった事 (なにをしてきたか) について書かれていた本でした。 こういう本を アメリカの人が書いても 大丈夫?と 思ってしまいました...
最初この本を手にした時 やってきたという タイトルに やって来た (こちらに来た) と解釈しておりましたが 中を読んで 原題を ちゃんと見ると やった事 (なにをしてきたか) について書かれていた本でした。 こういう本を アメリカの人が書いても 大丈夫?と 思ってしまいました。 日本にはかなりの数の 米軍基地がありますが ドイツにも 沢山あるという事を 初めて知りました。なんと ドイツには174箇所もあるそうです。 日本は13箇所。 韓国にもあるし 世界70カ国以上に 約800もあるそうです。 その数を踏まえて 本当に必要なのかという テーマから調べていった本でした。 海外での 基地の多さを控える?為に 基地と呼ばずに ちょと間借りして 軍備品を置かせてもらっているんですよ~という 形をとったりしている場所もあるようです。(でも、実質は基地です) 世界各地にある基地で 酷いのは チャゴス諸島の基地。 イギリスの植民地を 密約で 手に入れて 先住民を 強制退去させてしまった。 支援など 殆どしなくて 土地を失った 住民達は 貧しくなってしまった。 ビキニの人々も 立退かされて 水爆の被害にあって 貧しくなってしまった。 けれど 実験を行った人は 昇進した。 色々やりたい放題です。 しかも イタリアでは マフィアと 癒着したり・・・・・ 軍があるから 一般人が入れず 環境が保護されているという 主張をしているそうだ。 でも、温室ガスを見てみると もの凄く大量の 排出量だそうです。 環境保護ではなく 破壊をしているそうです。 日本にある基地の周りにも赤線がありますが 他の国にもあるようで その国の政府が認めていたりしているそうです。 そして 現地の女性と結婚しても任期が終ると捨てて帰ってしまうそうです。 マダムバタフライのような事が今でもあるようです。 なにより 驚いたのは 米兵にレイプされるのは 同じ米兵女性が多いそうです。 何故そんなに多いのでしょうか?? どうやら 男性は強いのだという 意識を植え付ける事によって 人を殺せる兵士を育てるそうです。 そんな 教育なのですね。 なんか この本を読んでいたら 米軍って とっても酷いもののように思えてきました。 ので 読むのに時間がかかってしまいました。 でも 最後の監修者の あとがきを読んだら そういう一面もあるけど 違う良い一面もあるという事が書かれておりました。 結局 こういうものは 片方だけからでは無く 両方向から 見て考えねばならないの でしょう。 基地のない 平和な世の中になることを 祈ります。
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いい本である。新聞か週刊読書人の書評に出ていて、少し気になったが、まあいいかと思って買わなかったら、妻が図書館から借りてきた本の中にあったので読み出した。英語タイトルは、「アメリカの海外基地がアメリカと世界をいかに傷つけているか」で、基地をつくるために、多くの島の人を追い出したり...
いい本である。新聞か週刊読書人の書評に出ていて、少し気になったが、まあいいかと思って買わなかったら、妻が図書館から借りてきた本の中にあったので読み出した。英語タイトルは、「アメリカの海外基地がアメリカと世界をいかに傷つけているか」で、基地をつくるために、多くの島の人を追い出したり、反対の少ないところに作ったり、汚染をまき散らし、世界の人々に害を及ぼしていることはもちろん、アメリカの財政を衰えさせ、軍人たちを退廃させ、その家族を不幸にしている事実を世界中の基地をまわることで確認している。沖縄については、例のメイの差別発言の行われた講義を聴いて出かけている。著者は、沖縄は基本的に基地を受け入れているという日本人の考えを紹介している。つまり、基地がないと沖縄はやっていけないという主張である。これは果たしてそうかは疑問が残る。日本での基地負担が問題になっているが、世界にあるアメリカの基地はこんなものではない。至る所にあるし、物資だけを保管する小さな基地(リリーパッド)も増えている。これは反対運動を押さえるためだ。こんなことまでして基地を作り続けるのは、アメリカの力を世界中で顕示したいがためであるし、利権ともかかわるものである。だから、逆に昔のようにモンロー主義をとれば、アメリカの経済のみでなく、アメリカそのもののナンバーワンが保証されなくなるのである。(このアメリカの歩んだ道を突き進んでいるのが中国だ。)アメリカはまた世界中のアメリカ基地は平和維持のためだと言うが、実際は逆に緊張を作り出し、軍拡を助長している。朝鮮半島にアメリカ軍がいることで、北朝鮮は逆に核開発を進めてきたのではないか。中東の国々において、アメリカ軍の駐留、侵攻が平和を維持して来ただろうか。アメリカはむしろテロを自ら作り出してきたのではないか。本書はそうした問題を考えるのにとてもよい本である。
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アメリカは全世界に800以上の軍事基地を持つ基地国家である。建設、運営、維持、移動などに多額の費用、現地の犠牲がかかっている。在外基地は、本当に、アメリカの安全性を高めてくれるのだろうか。 アメリカが全世界に基地を持っているということを、知らなかったわけではないが意識していなか...
アメリカは全世界に800以上の軍事基地を持つ基地国家である。建設、運営、維持、移動などに多額の費用、現地の犠牲がかかっている。在外基地は、本当に、アメリカの安全性を高めてくれるのだろうか。 アメリカが全世界に基地を持っているということを、知らなかったわけではないが意識していなかったということに気付いた。全世界に800〜900、日常に軍がある国だと。
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