商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | NHK出版 |
発売年月日 | 2016/03/01 |
JAN | 9784140884836 |
- 書籍
- 新書
恋愛詩集
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
恋愛詩集
¥814
在庫なし
商品レビュー
3.2
7件のお客様レビュー
欲求ほとばしる生々しいものから、妹に詠む宮沢賢治の詩まで、いろいろ。 始まりはすべて/続きにすぎない/そして出来事の書はいつも/途中のページが開けられている ヴィスワヴァ・シンボルスカの「一目惚れ」の一節 これは深いと思った。
Posted by
一見何気ない日常風景を切り取ったように思える詩も、恋が始まる瞬間を捉えたものかも…と考えて読むとまた違った面白さがあります。筆者の思う様々な形の恋、それらを気軽に楽しむことができる一冊です。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『通勤電車で読む詩集』の続編です。 編者の小池さんは、「はしがきにかえて」で、 「恋するひとは狂気のひとだ。彼らの目は中心を失い虹色になって輝いている。うらやましいがおそろしい。それはもはや、尋常な状態ではないのだから。恋は事件でなく、事故なのだと思う。そんな彼らに恋歌のアンソロジーを薦めてみたところで、読んでいる場合じゃないかもしれない。では恋歌を読むのは誰か。今日も明日も、一見恋とは程遠い現実のなかで、汚れにまみれながら生きている、わたしたちではなかろうか。(中略) これって恋愛詩?と思われるような作品も、ここにはさりげなく、混ぜてある。でもそれが、わたしの願う恋の姿だ。恋うとは遠いものに橋を渡すこと、そうだとしたら、詩のことばはみんな恋を生きている」と語られています。 前編と同じくすべての詩に小池さんの解説付きです。 私が好きだったものを挙げると 「一目惚れ」ヴィスワヴァ・シンボルスカ なんて素敵な詩!と思いました。 「報告」宮沢賢治 たった2行ですが、確かにりんとした風景です。 「樹下の二人」高村光太郎 あまりにも有名な詩ですね。 素晴らしいと思います。 「夜のくちびる」大手拓次 「未来」谷川俊太郎 佐野洋子さんに宛てられた詩ですね。 「プレゼント」三角みづ紀 三角みづ紀さんの作品は何作か読みましたが、私もこれに一番惹かれました。 「夢」茨木のり子 「プレゼント」 (前略) わたしたち 本当は おらんひとなのかもしれんけど それでも このひとが大好きだ その事実にこころを殴られ わたしは 不覚にも 泣いてしまう
Posted by