商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2016/03/10 |
JAN | 9784048657655 |
- 書籍
- 文庫
血翼王亡命譚(Ⅰ)
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血翼王亡命譚(Ⅰ)
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商品レビュー
3.7
9件のお客様レビュー
全3巻完結。 良くある剣士と王女の冒険譚との最初の予想は1巻目で覆されて、それから海外のSF作品のように、こことは違う世界に浸りました。 最後の『後書き』を含めとても素敵な作品構成だと思いました。
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剣と魔法のハイファンタジー。 世界観が結構独特。 言血と呼ばれる人の血液に知識や記憶や想いや痛みが記憶され、王族はその力を歌によって引出し奇跡を起こし、戦士はその流れを制御することで力を引き出す世界で、王女とそれを守る騎士が罠に嵌って命を狙われる物語。 普通のライトノベルに比...
剣と魔法のハイファンタジー。 世界観が結構独特。 言血と呼ばれる人の血液に知識や記憶や想いや痛みが記憶され、王族はその力を歌によって引出し奇跡を起こし、戦士はその流れを制御することで力を引き出す世界で、王女とそれを守る騎士が罠に嵌って命を狙われる物語。 普通のライトノベルに比べ、なかなかよく書き込まれている印象。 字が小さくて読むのが辛い(笑) 読んでて驚いたのは、いろいろあって最終的に少年が姫を助け出す王道展開になったなっと思ったら、その姫が亡くなってしまったこと。 え? ヒロインいなくなっちゃったよ? いいの? と思った。 タイトルにIと付いているからには最初から2巻以降もあるはずなので、ヒロインを失ったこの後の展開が難しいなあ。 旅の仲間のもう一人の少女では役不足だし……と思ったのだけど、よく考えたら、この世界では人は言血を命の水にたらすことによって生まれてくるはずなので、たぶん、アルナの言血が注ぎ込まれた剣によって、この先彼女はきっと復活するんだろうな。 そして、彼女を罠にはめ、殺した彼女の母親である現国王への反撃と、王権奪還する展開までは読めた(笑) ただ、主人公が精神的にわりとへたれなので、スカッとするところがないのが、もう一つかなあ。 取りあえず、予想が当たるか、次巻も読んでみるか。
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成人の儀を行うために赤燕の森へと向かった王女と二人の護衛は 夜の森で何者かの襲撃にあう 限定的にしか知られることのない儀式の日取りの漏洩 一向に見えない敵の意図 真意を探るため逃避行を続ける王女と護舞官はやがて その足下を揺るがすほどの真実へとたどり着くのだった *** ...
成人の儀を行うために赤燕の森へと向かった王女と二人の護衛は 夜の森で何者かの襲撃にあう 限定的にしか知られることのない儀式の日取りの漏洩 一向に見えない敵の意図 真意を探るため逃避行を続ける王女と護舞官はやがて その足下を揺るがすほどの真実へとたどり着くのだった *** 衝撃、のひとこと きっとこうなるだろうという予想が裏切られたのもさることながら シリーズものとして次巻が出るというのにこのラスト!と驚きを隠せない 願わくば、しゃべる剣☆的な展開にはならないことを… とにかく文章がとてもよかった 描写や表現、間の取り方みたいな空気も しっかり物語に引き込むようになっていて巧いなぁと! 戦闘シーンの息詰まる感じも良かった 稚拙すぎず難解すぎずな丁度よいバランスの文章 設定も新鮮な点がいくつもあって しかもそれらを説明的に多くを語るのではなく 徐々に物語の中での生活や息遣い、行動を通して伝えていくのが良い 世界設定の最大のポイントと思われる「言血」というものの理解や 言葉の重みのようなものがとても大切にされている その若き燕たちが降り立つところはどこになるのか 非常に楽しみ
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