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あまたの星、宝冠のごとく ハヤカワ文庫SF
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あまたの星、宝冠のごとく ハヤカワ文庫SF

ジェイムズ・ティプトリー・Jr.(著者), 伊藤典夫(訳者), 小野田和子(訳者), 影山徹

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あまたの星、宝冠のごとく ハヤカワ文庫SF

1,320

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2016/02/01
JAN 9784150120559

あまたの星、宝冠のごとく

¥1,320

商品レビュー

3.1

11件のお客様レビュー

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2017/12/28

J•ティプトリーの宇宙人は相変わらず可愛らしく魅力的で、お話は少しブラック。 いや、自殺する少し前の作品らしいからブラック度はだいぶ増している。 それにしても各短篇のテーマは同じ人が書いたと思えないほどバラエティに富んでいて、宮部みゆきさんを思い出す

Posted by ブクログ

2017/11/23

色々な意味でブラックだな~~~SFでもある。 地球を一男性として肉欲込みで愛する女性の「地球は蛇のごとくあらたに」とか、発想が異次元すぎるでしょ

Posted by ブクログ

2017/11/19

2年ぶりのティプトリー作品は、装丁がこれまた印象的な「あまたの星、宝冠のごとく」。この作品、初訳にしてなんと2016年刊行。早川書房の創立70周年を記念する文庫企画「ハヤカワ文庫補完計画」の一環として発表されたようですが、没後30年を経過してなお読書を魅了し続けるティプトリーにな...

2年ぶりのティプトリー作品は、装丁がこれまた印象的な「あまたの星、宝冠のごとく」。この作品、初訳にしてなんと2016年刊行。早川書房の創立70周年を記念する文庫企画「ハヤカワ文庫補完計画」の一環として発表されたようですが、没後30年を経過してなお読書を魅了し続けるティプトリーになんだか感動してしまったり。 本書は中期から晩年にかけての10篇を収録。2年前に読んだ「故郷から10000光年」に比べると、やはりどれも読みやすい作品ばかり。あのついていくのが大変な作風にちょっぴりの懐かしさを覚えつつも、とりわけ以下4作品が印象に残りました。 「ヤンキー・ドゥードゥル」 薬漬けの帰還兵を描いた作品で、なんだか現実世界でも起こりえそうな物語。本書はわりと後味の悪い作品が多く収録されていますが、本書もそんな作品のひとつ。躊躇ない展開が魅力。 「いっしょに生きよう」 本作品は『SFマガジン700【海外篇】』に収録されており、今回は再読にあたりました。初読の際はそんなにヒットしなかったのですが、今回なかなか印象に残ったのは、後味の悪い作品が多いなかで唯一(?)救いのある作品だからでしょうか。地球からの異星調査隊が奇妙な共生生物と出会う心温まる物語です。 「もどれ、過去へもどれ」 本書で一番好きな作品。 開発されたタイムマシーンは過去の自分と未来の自分を2週間だけ入れ替わらせることができる。いまや老いたドニーとダイアンは75歳の老夫婦。彼らは55年前、つまり当時20歳の自分と入れ替わることを決意。そして、20歳のドニーとダイアンは、彼らと入れ替わりに55年後の世界に到着する。驚愕の未来に当惑するふたりだが… 最後までハラハラドキドキしながら読み進めましたが、まさかあんな展開になるだなんて…後味の悪さは本書で随一でしょう。それだけに深く心に刻まれた作品でした。 「地球は蛇のごとくあらたに」 地球を男性として愛する頭のおかしな女性が主人公。女性のバカらしい言動に苦笑いしつつ、これまたなんだか救われない作品なのですが、バカな女のあの結末はむしろ喜劇なのかもしれないと思ったり。 さてさて、残るティプトリーの小説は、短篇集「老いたる霊長類の星への賛歌」と長編「輝くもの天より堕ち」のみ。読みたいけど、読み終えたくないという寂しい思いが胸中に。複雑な心境です。

Posted by ブクログ

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