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ストーリーで楽しむ日本の古典 伊勢物語(11) 平安の姫君たちが愛した最強の恋の教科書
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ストーリーで楽しむ日本の古典 伊勢物語(11) 平安の姫君たちが愛した最強の恋の教科書

石崎洋司(著者), 二星天(その他)

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ストーリーで楽しむ日本の古典 伊勢物語(11) 平安の姫君たちが愛した最強の恋の教科書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩崎書店
発売年月日 2016/02/01
JAN 9784265049912

ストーリーで楽しむ日本の古典 伊勢物語(11)

¥1,650

商品レビュー

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2021/12/09

[江東区図書館] 返却棚にシリーズが数冊あったので手に取ってみた。百人一種系を読み漁った際にこのシリーズの存在も知ってはいたものの、その際には特段手に取った記憶はなく。当時探していた本のターゲット外だったのかパラ見で興味を持てなかったのだろう、と思いつつもふと手に取って読んでみ...

[江東区図書館] 返却棚にシリーズが数冊あったので手に取ってみた。百人一種系を読み漁った際にこのシリーズの存在も知ってはいたものの、その際には特段手に取った記憶はなく。当時探していた本のターゲット外だったのかパラ見で興味を持てなかったのだろう、と思いつつもふと手に取って読んでみた。 すると、「歌の連取」でつづられているという伊勢物語に対し、国文学出の母が娘からの「筒い筒の仲」に関する質問に対して答えた後、次々に他の歌もその背景の物語から紹介していくというスタイルのもので、とても読みやすくするすると読めてしまう造りだった。ただ、意識的に読まないと、歌そのものの意味(現代語訳)は読んでも、原文(古文そのまま)は読み飛ばしてしまいかねなかったけれど。 きっと切り口が良かったせいもある。「筒井筒の仲」という言葉は何となく知っていた。ただ、その記憶の元は自分でも意識していなかったが、きっとこの作中でも引用されている、「なんて素敵にジャパネスク」だ!今回改めて調べてみると、氷室冴子の小説→山内直美のマンガを経てドラマ化されただけでなく、小説もマンガも、改訂版なども何回も?出ていて、古典の入口としてベストセラー的存在となっている模様。当時リアルタイムで単なる小説として読んでいただけの自分は世間でのその取りざた感を全く知らずにいたけれど、確かに最後?まで読んだ記憶がないし、発刊年を見ても恐らく途中までしか読んでいないはず。往年の本再読に、氷室冴子のシリーズも入れておかなくては。 そして本書の同シリーズとして「とりかえばや」も同時に立ち読みし、現在さいとうちほでマンガ化されている「とりかえばや」はこれが元になっていたのか、そもそも起点となっていた古典の存在自体を知らなかったな、とまた一つ正しい知識を頭に入れた気になっていたけれど、氷室冴子の「ざ・ちぇんじ!」も聞き覚えがある、、、そして題名からしてやはり成り代わりの話の気がする、、、、そのあたりも色々しっかり読み直してみたいな。

Posted by ブクログ

2021/01/31

冒頭は、中学生の娘がママに『なんて素敵にジャパネスク』を見せるところから始まる。なんて懐かしい…!瑠璃姫とか高彬とかって、もう50年くらいワープしちゃったわよ、頭ン中が(笑) 今にして思えば、「高彬」って「源高明」を下敷きに作られたキャラだったのか~。歌の解説が端折らないで丁寧に...

冒頭は、中学生の娘がママに『なんて素敵にジャパネスク』を見せるところから始まる。なんて懐かしい…!瑠璃姫とか高彬とかって、もう50年くらいワープしちゃったわよ、頭ン中が(笑) 今にして思えば、「高彬」って「源高明」を下敷きに作られたキャラだったのか~。歌の解説が端折らないで丁寧にされてます。最後の最後でママが『源氏物語』を娘に勧めるのが気になるけど、まあ中学生ならいいか。

Posted by ブクログ

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