北陽の“母ちゃん業"まっしぐら！ 同級生お笑いコンビが40才でそろって母に！

北陽(著者)

• 販売会社／発売会社: 主婦の友社
• 発売年月日: 2016/02/01
• JAN: 9784074023424

商品レビュー

2022/04/01

#読了 2022.4.1

北陽の2人が、妊活から生後1歳半くらいまでの育児について語るリアルなトーク本。
お2人と同じく埼玉出身で、学区も近かったから「え！北陽って、久喜北陽高校の北陽なの？！」ってそっち先に知ってたくらい(笑)なので元々親近感あったけど、やっぱり好きだなぁ北陽。等身大でいいよね。

妊娠出産、ミルク時期の寝れない毎日、離乳食始まってからの苦労、旦那への不満(笑)うちも只今1歳8ヶ月。よく見るようなインスタ映えキラキラママじゃなく、ヘトヘトママの本音トークで「わかるわかるぅ！(T^T)」ってことばかり。

出産終えた瞬間思ったのは、こりゃやってみなきゃこの壮絶さは分からんわ。同じように経験しなきゃ分からんことは、この世の中に山ほどあるんだろうな。と。全世界のママ、全世界のいろんな職業の人にリスペクト！

周りの友達だって結婚して出産した人はたくさんいて、大変だって聞いてたし、大変なんだろうなと思ってた。でもどっかで舐めてたね。いや分かってなかった。私だってたくさん苦労してきたし、それを超えることはないと思ってた。でもこれは想像を超える。仕事もきつかったけど、同じくらい出産育児も最高にきつい。
Facebookとかで先輩ママづらする人とか、まぁたまにいるんだけど(笑)、なるほどと思った。ここまで責任伴って試行錯誤を求められたのが初めてだったんだろうなと。そーゆー人ほど学生時代、何かの代表とかやるタイプの人じゃなかったから。私の周りでは、生徒会とかキャプテンとか積極的にやってた人ってママ業に関してSNSでマウントとらないもんね。

抑鬱状態と診断されて2回休職したことがある私としては、育児ノイローゼにならないように事前に心の準備をしてた。子供は泣くもんだから慌てなくていいとか、完母じゃなくていい、離乳食は食べないもん、ベビーフード使っていい、旦那には期待しない協力してくれたら感謝、とかね(笑)それがすごく良かったなと今は思う。

旦那に期待しないってのは、ネガティブな意味じゃなくて、絶対分からないよこんなもんはって思うから。私だって育児書とかネットとかちゃんと読んでたのにこんなんだって想像しきれなかった。時間を自分の思い通りに使えないことのストレスなんて絶対分からない。自分の時間が欲しいって言ってるんじゃない。自分だけならしなくていいたくさんのこと、そーゆー家事を予定通りにしたいだけ。それができなくてものすごいストレス。でも、言葉にしたら些細なことにしか聞こえないもん。これは育児メイン担当の主婦・主夫しか分からんよ。妊娠出産で思った「こりゃ経験しなきゃ分からん！」ってのは旦那の仕事にも言えることで。旦那がどれだけ大変かなんて本当の意味では分からない。だから想像して労いと感謝がお互いに大切だと思う。うんうん。
仕事の忙しさを抜きにすれば、うちは家事に充分協力的だと思うしね。

出産の壮絶さは…。
旦那に「立ち会う？」って聞いたら、「いやいい。6回くらい見たことある」ってw
いやそれ研修医時代に他人の出産見たんでしょ！ってww
私も別に立ち会い希望しないし、いいんだけどさ。でも世間のパパよりは出産の壮絶さや、命に関わる緊急事態を日々目の当たりにしてるから、その辺は理解してくれてると思う。と、同時に私はn1じゃなくて、唯一無二のあなたの嫁なんだけどなーと思うこともある(笑)でもまぁ、毎日たくさんの命の手助けをしているのだから、私が旦那のためにできることは、私と娘が健康でいることかなと思う。

乳幼児期の育児をしているママにオススメ。分かってくれる仲間がいる〜(T-T)って少し心がほぐれる本です。

◆内容(BOOK データベースより)
子育てストレスを笑い飛ばそう!!ハラハラ&ドキドキ、失敗もアリ!北陽の妊活・妊娠・出産・育児ライフを赤裸々トークでお届けします!石塚ワカメさんの描きおろし4コマもたっぷり収録!

2019/10/09

2019.09.15

はちゃめちゃな2人の育児トーク
ありのままのぶっちゃけた意見
でも、勇気が出る。やってみなければわからない、育児というもの
そういう感想も必要だし、実際にママになったらまた読む目線も変わるんだろうか

2016/03/11

いろんな育児本があるけれど
なんかすっごくセレブだったり
こんなに大変といいながら
とっても優雅な育児しているひとの本を読むと
あまりにもわたしの育児とのギャップが激しく
ちょっと引いてしまう。

その点、この北陽さんの育児本は
もう、「あるあるーー！！」「わかるーー！！」と
共感すること沢山（笑）

一気に読めちゃうくらい面白かった。