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この経済政策が民主主義を救う 安倍政権に勝てる対案
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 大月書店 |
発売年月日 | 2016/01/01 |
JAN | 9784272140626 |
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この経済政策が民主主義を救う
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商品レビュー
3.8
7件のお客様レビュー
「経済学の世界では 「短期 」の成長と 「長期 」の成長は違うことを指すもの」という知識を得られたのが収穫。 引用 「新しい古典派の経済学は 、たいてい最初から 、完全雇用がなされていることを前提してお話ができています 。これをそのまま現実に当てはめると 、世の中に実際に見られ...
「経済学の世界では 「短期 」の成長と 「長期 」の成長は違うことを指すもの」という知識を得られたのが収穫。 引用 「新しい古典派の経済学は 、たいてい最初から 、完全雇用がなされていることを前提してお話ができています 。これをそのまま現実に当てはめると 、世の中に実際に見られる失業者はみんな 、 「こんな賃金じゃ働きたくないわい 」と言って好きこのんで失業している人たちであるか 、さもなくば 、人手不足の職業があっても技能のミスマッチでそこに移れない人たちであるか 、どちらかだということになります 。働く意思も能力もあるのに雇ってもらえない人がいるということは 、最初から想定されていないのです」
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非常に興味深く、量的緩和での予算を福祉、教育、研究開発に注ぐべきとは現在でもまだまだ推進するべき政策と思うが、4年のブランクでの言説はさすがにデータや検証も古くなってしまう。書籍よりもテレビ、ラジオ、ネットなど、即時性のメディアでこそ展開すべきだろう。
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リベラル左派は稚拙なアベノミクス批判じゃなくて、ちゃんと経済政策を考えて、アベノミクスを超える経済政策を打ち出そうと主張してる本。松尾匡のネットでの活動や言説を知ってる人にはそれほど目新しい事は書いてないが、初めて知る人には、松尾匡経済学入門として最適な本だと思う。 本書が...
リベラル左派は稚拙なアベノミクス批判じゃなくて、ちゃんと経済政策を考えて、アベノミクスを超える経済政策を打ち出そうと主張してる本。松尾匡のネットでの活動や言説を知ってる人にはそれほど目新しい事は書いてないが、初めて知る人には、松尾匡経済学入門として最適な本だと思う。 本書が提唱する経済政策は日銀と政府は協力し合って、政府が発行する国債を日銀が直接引き受けを行い、引き受けた分の資金を使って、政府は医療・福祉・教育に財政支出を行う「財政ファイナンス」をして、日銀はインフレターゲットを過熱した分のインフレ対策に使えという内容である。『不況は人災です』の時のインフレターゲット中心の政策を松尾匡.ver.1.0とし、Modern Monetary Theory (MMT)に接近してる現在の立場を松尾匡 ver.2.0とすると、本書はその中間の松尾匡.ver.1.5.と言ったところか そのあたりの松尾の経済政策の変遷を見られておもしろかった。 松尾匡の提言にはほぼ賛成であるが、気になるところがあった。医療・福祉・教育に財政支出をしろというには賛成だが、それらは長期的な戦略であり、短期の景気対策としてはあまり向いてないのでは? 現在のデフレ傾向を克服するには産業構造を考えて、公共事業といったインフラ整備の方が乗数が高く、速効性が高いのではという疑問がある。そのところの乗数の議論が行なわれておらずに不満。多分よく言われる公共事業供給制約仮説を考えて、公共事業があまり効かないと考えてると思うけど、そこのところを書いておくべきだと思う。個人的にはインフラ整備にも財政支出しろが正解だと考えてるがどうなんでしょう? あと政策パンフレットとしての本として仕方ないかもしれないが、赤旗みたいな"ですます"調が鬱陶しいし、出てくる人物にすべてに"さん"付けしてるのはなんか気持ち悪い。その点はマイナスして個人的には10点満点中で7点、政策パンフレットとしては9点といったところである。 評点:7.5点/10点。
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