商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 1万年堂出版 |
発売年月日 | 2015/12/19 |
JAN | 9784925253963 |
- 書籍
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名作小説 親鸞(四)
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名作小説 親鸞(四)
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商品レビュー
4
1件のお客様レビュー
読み終わって、まず、この単行本バージョンは古本屋で廉価購入したのでノーチョイスだったが、やっぱり講談社の文庫で取り寄せてでも買えばよかったかと後悔。というのも、この1万年堂出版、浄土真宗親鸞派の出版社だけあって布教感モリモリ(滝汗)。巻末には腰が砕けるような親鸞讃歌アニメーション...
読み終わって、まず、この単行本バージョンは古本屋で廉価購入したのでノーチョイスだったが、やっぱり講談社の文庫で取り寄せてでも買えばよかったかと後悔。というのも、この1万年堂出版、浄土真宗親鸞派の出版社だけあって布教感モリモリ(滝汗)。巻末には腰が砕けるような親鸞讃歌アニメーションのコマ画入りの説明文とかどん引き内容文章とかがオマケでついていて、興ざめ甚だしい。が、これがまた親鸞亡き後に組織化してしまった末路なのかと、ある意味興味深いというか、、。親鸞アニメの宣伝はあかんで。さて、そこらへんの布教的思惑はさっくりスルーしまして、1938年に描かれた割りに古めかしさゼロのすばらしい文章を楽しみました。第4巻とうとう越後へ!愚禿親鸞と改名。’鳥屋野’の近くに住んでいたという下りもあり気分は盛り上がる(あははは)。遠流赦免になったものの、越後ですごしている間に九条兼実と妻の玉日と師法然が死去していたというのが理由として描かれて帰京する気にならず板東へ乞われるままに移住したという設定。そしてとうとう弁円も親鸞方に吸収される。玉日亡き後、後妻朝姫をもらうがそこらへんはアッサリと描かれていて印象に薄いし、恵心尼は出て来ない。ま、4巻は弁円はじめ悪人や非行夫を改心させて念仏衆にとりこんでいく過程が主になっていて、イマイチおもろなかった。後味は微妙な感じですが、全体的にはやっぱり面白かった。
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