商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 原書房 |
発売年月日 | 2015/10/23 |
JAN | 9784562051724 |
- 書籍
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リンゴの歴史
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リンゴの歴史
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商品レビュー
4.3
3件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
リンゴにまつわる神話やおとぎ話、科学など馴染みのある話を沢山見れて良かった。特にアイティー関連のエピソードは面白かった。 「リンゴは医者いらず」ということわざがあるけれど、食べると体に悪いと思われていた時期があったとは驚いた。 昔読んだ漫画に「デリシャス」というのがあって、主人公がりんごって名前だったけど、タイトル名のデリシャスはリンゴの品種名だったんだ。
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りんごというメジャーな食物を通して歴史を考えるとこのように深いということがとっても面白かった。そこから派生する別の物語についても深く調べたくなり、興味が広がりました。
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屋台のリンゴ飴、アップルタルトといったスイーツから、携帯電話やパソコンでおなじみのあのメーカーのロゴなどいろいろなところで目にするリンゴ。その歴史をたどっていくとある所が浮かんでくる。その名は、カザフスタン。1929年、ロシアの有名な植物学者、ニコライ・ヴィヴィロフが発見して仮...
屋台のリンゴ飴、アップルタルトといったスイーツから、携帯電話やパソコンでおなじみのあのメーカーのロゴなどいろいろなところで目にするリンゴ。その歴史をたどっていくとある所が浮かんでくる。その名は、カザフスタン。1929年、ロシアの有名な植物学者、ニコライ・ヴィヴィロフが発見して仮説を立てた。しかし、不幸なことに遺伝子学を研究していた彼は、投獄されて獄死という悲惨な最期を遂げた。 エデンの園のアダムとイブにも登場するくらい昔から存在するリンゴ。それだけ昔からリンゴに人々が見せられていた証拠だ。 リンゴにまつわる「伝説」が多く紹介されているが、やはり気になるのはアイザック・ニュートンに関するリンゴ伝説だ。リンゴの木の子孫にあたる苗木がアメリカの複数の大学にわたり、植えられているとある。その中の一つ、タフツ大学の物理学教授が、博士号を取得した学生の頭の上にリンゴを落としたと書かれている。学者も人の子なのがよくわかるエピソードだ。 英語のことわざに次のものがある。それは、An apple a day keeps the doctor away. 「一 日に一個のリンゴは医者を寄せ付けない」というものだ。著者も取り上げているが、リンゴと健康が結びついたのは、19世紀末、リンゴ栽培農家が生のリンゴを消費してもらおうとして広報活動を始めてからだとある。色だけでアピールできるほど世の中甘くないからなあ。
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