商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 鹿島出版会 |
発売年月日 | 2015/12/04 |
JAN | 9784306052659 |
- 書籍
- 書籍
劇場空間の源流
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
劇場空間の源流
¥2,640
在庫あり
商品レビュー
2.5
2件のお客様レビュー
今の私が読むには建築に関する説明がtoo muchだったのと、事例が多い割に結局演劇オタクのはてブレベルの主張がのらりくらりされているような印象で、ふーー…となった。各種劇場が色んな先人たちの収益面・エンタメ面様々な工夫のためにどんどん形を変えているんですという話を読みながら「そ...
今の私が読むには建築に関する説明がtoo muchだったのと、事例が多い割に結局演劇オタクのはてブレベルの主張がのらりくらりされているような印象で、ふーー…となった。各種劇場が色んな先人たちの収益面・エンタメ面様々な工夫のためにどんどん形を変えているんですという話を読みながら「そうだよね……某池袋の劇場とか、某有明のホールとか気に入らねえって殴ってるばかりじゃだめだよね……」と反省しながら読んでいたのに、結局最後はそういうあんまり考えずにドンと作った劇場に対して筆者が苦言を呈し始めたので困惑した。 良かった点は、歌舞伎小屋からの歴史や何気なく舞台ファンにも根付く日本の舞台用語の解説がついていることと、帝国劇場の建替えが発表され悲しみに暮れる今読むと、いかに当初から帝劇が率先して法令や世の中の動きをリードしてきたか知ることで気持ちに折り合いをつけられたこと。
Posted by
まだ第一章を読み終わったところなのだが、内容は面白いものの文章があまりうまくない、という意外な印象。活字好きにはお勧めしにくい読み応え。とりあえず読み進めてみる。 (20180423) ----- 結局読みづらくて放置していた。読み始めてからなんと2年も経っていた。2015年...
まだ第一章を読み終わったところなのだが、内容は面白いものの文章があまりうまくない、という意外な印象。活字好きにはお勧めしにくい読み応え。とりあえず読み進めてみる。 (20180423) ----- 結局読みづらくて放置していた。読み始めてからなんと2年も経っていた。2015年の本。コロナの自粛中にせっかくなので読んでしまおうと決意。文面はやはり最後まで読みにくかった。なんでなんだろう。過去の出版物(東芝ライテックの「STAGING」やGA JAPANの連載"モダンシアターストーリー")を取りまとめたものらしく、章立てがなんだかとっちらかった感じがするのも読みにくさの一因だと思う。 「源流」とタイトルに入れるくらいなので、歴史を辿る本なのかと思いきや、"近代劇場の教条的なサイトラインを捨て、「居る」楽しさのデザインをしよう"(p.184)など、著者の提言がいたるところに散りばめられている。図を入れてくれているのはありがたいが、縮小された平面図、白黒で歌舞伎やオペラなどの様子が描かれた図版が提示されても細部が全く見えない。もうちょっと上手くまとめて欲しかったな、という気持ちを込めて星3。
Posted by