アラブ、祈りとしての文学
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アラブ、祈りとしての文学

岡真理(著者)

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アラブ、祈りとしての文学

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 みすず書房
発売年月日 2015/11/26
JAN 9784622079699

アラブ、祈りとしての文学

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商品レビュー

5

7件のお客様レビュー

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2024/12/26

2024年12月26日、グラビティの読書の星で「中学生から知りたい パレスチナのこと」を読んでる人が、この本を副読本にと紹介していた。 「岡真里先生のファンなので、朝の読書はこの本❗️今読んでる「アラブ、祈りとしての文学」の副読本としても良き」

Posted by ブクログ

2024/02/26

アラブ文学を縦横に批評し、暴力、差別、ジェンダー、シオニズムなどかの地を取り巻く問題を照らす。 苛烈な環境下では文学が生まれにくい(生まれない)という指摘はまさにその通りだろう。 文学に問題を解決する力はないけれど、そこに問題があることを世界に知らしめる力がある。 声なき声を伝え...

アラブ文学を縦横に批評し、暴力、差別、ジェンダー、シオニズムなどかの地を取り巻く問題を照らす。 苛烈な環境下では文学が生まれにくい(生まれない)という指摘はまさにその通りだろう。 文学に問題を解決する力はないけれど、そこに問題があることを世界に知らしめる力がある。 声なき声を伝える力がある。声なき声それは祈りに似ている。

Posted by ブクログ

2024/02/25

アラブ文学者である著者が、アラブの世界を文学の観点から見渡し、小説を書くということ、小説を読むということの意味を問い直した本。岡真理の文章は終始切れ味が鋭く、言葉の持つ力をひしひしと感じた。これほど凛とした文章で、美しく、力強く思いを言語化することができるのか。本に宿る祈りが、そ...

アラブ文学者である著者が、アラブの世界を文学の観点から見渡し、小説を書くということ、小説を読むということの意味を問い直した本。岡真理の文章は終始切れ味が鋭く、言葉の持つ力をひしひしと感じた。これほど凛とした文章で、美しく、力強く思いを言語化することができるのか。本に宿る祈りが、そのまま結晶化したような、そのような訴求力のある本だった。

Posted by ブクログ