星籠の海(下) 講談社ノベルス

島田荘司(著者)

• 内容紹介: ノベルスのみの書き下ろし特典「御手洗潔スペシャルトーク」を収録
• 販売会社／発売会社: 講談社
• 発売年月日: 2015/12/02
• JAN: 9784062990592

商品レビュー

2018/10/16

つまらん。
魅力の無い登場人物、ご都合主義で判明する歴史の謎、根拠もないのに隠された事実を見事に言い当てる推理、等々。上巻の流れ着く死体の謎辺りは御手洗シリーズ的でワクワクしたのだが・・・。
読み終わって一番気になったのは、誘拐された夫妻が燃やした手紙の内容をどうやって教祖が知りえたのか？言及されて無いと思うけど見落とし？

これから御手洗シリーズを読む人はこんな本は読まずに、是非「異邦の騎士」を読んでください。

2016/05/02

映画化！　2016年公開！名探偵・御手洗潔役は玉木宏！ノベルスだけの書き下ろし特典「御手洗潔スペシャルトーク」を収録！

2016/02/17

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＜あらすじ＞
世界的な犯罪者パクを逮捕しようと証拠集めを進める御手洗達は、パクが教祖の宗教団体”日東第一教会”の幹部信者を探し当て、自供に持ち込むことに成功。
パクを逮捕することに！

しかしそれに気づいたパクは船で逃げようとする。
そこでパクの出国を止めたのは潜水艦だった。

事件調査と並行して語られていた、ペリーの黒船が来航したときに描かれた図面に書かれた『星籠』というのは潜水艦のことで、それを個人で作っていた人が自ら潜水艦に乗って、パクの船に突撃したのだった。

そして遂にパクを捕えたのであった。

＜追加書き下ろし＞
御手洗が石岡に論じたショートショート。
地球温暖化の原因が二酸化炭素っていうのは先進国が他の国より今後も優位であり続けたいためにつくったウソで、これこそ現代の武力行使しない戦争であると。
パクの行動も宗教を介して日本人を騙し乗っ取ろうとした、武力行使をしない侵略だったのだと。