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さよならアリアドネ ハヤカワ文庫JA
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さよならアリアドネ ハヤカワ文庫JA

宮地昌幸(著者), 坂本ヒメミ

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さよならアリアドネ ハヤカワ文庫JA

858

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2015/10/01
JAN 9784150312084

さよならアリアドネ

¥858

商品レビュー

3.4

8件のお客様レビュー

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2021/11/18

不幸の未来を回避するため15年後のある日を72回繰り返し、特別なその日の予行演習をしておくこと。読み始めると繰り返しが結構早いのに気付きます。まだ半分も読んでないのにもう71日めに突入。やっぱり72日めはいろいろあるんだろうなぁと思っていると予想外の展開。

Posted by ブクログ

2020/07/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

アニメ監督の著作という触れ込みで興味を持ったのだが…… 無理だ。御都合主義すぎて胸糞。それでも、376頁中、頑張って314頁まで読んだ。 終始おっさんのワガママ行動を見せられるわ、おばさんは優柔不断でイライラするわ、これをラブコメと表現するにはコメディー要素が足りなさすぎない? 表紙の可愛い少女と猫はどこだよ。 アニメーターで愛妻家の主人公が、離婚され廃人となった老後の自分から、過去をやり直すために邦子というタイムトラベル案内人(?)を派遣してきた。 未来の彼は不倫で夫婦関係が綻んだそうで、破局のきっかけになったある夏の1日を"72回"やり直して成功体験を体に染み込ませ、来たる未来、パラレルワールドごと幸せにさせるというものらしい。 主人公は色々と試行錯誤するが、最終回に全て上手くいくというお約束な展開。 タイムトラベルがやっと終わったと思ったら、結果報告に帰った邦子が未来の主人公と同衾してしまったと抜かす。己が貞操を守るため、未来を修正すべく邦子編突入。 彼女に親身になれるほど愛着を持てなかった一読者としては冗長としか感じなかった。 主人公にすら好意を持てていないのに。 主人公は新人と、邦子は上司と。それぞれが不倫していた事実は変わらないからモヤモヤした。 自分が元凶のくせに、タイムトラベル中に何度も自暴自棄になる主人公にイライラした。 タイムトラベルで良い感じに修正できても結局不倫してしまうなら、偉そうなこと言っても全く説得力ないし…ひたすら妻が不憫に感じて、主人公への不快感が強まっていった。 未来トラベルで、いくら注意されても近しい人間に干渉しまくるし、バタフライエフェクトなんて糞食らえの御都合主義だ。 邦子はといえば、主人公のタイムトラベル中、勝手に妻の服を着たり、トイレに漫画持ち込んだり、他人の家でやりたい放題。 意思も股も緩くだらしない彼女だから、未亡人的な設定があっても全然同情できなかった。 その最愛の男も、子を持つ親として努力の方向を間違えている典型的な仕事バカで同情ができない。 元妻や実の娘に塩対応で、プロポーズした新しい女には甘いってクズでは。 著者は子供をアクセサリーか何かだと思っているのだろうか。 最後まで読んでいないので、邦子の腹の子が本当かどうか知らないが、もし本当だったら子供が可哀想だ。 不倫の子なんて全方位ハッピーになるはずがなかろうに。 不倫や浮気は最低だと思うから、物語の素材としても嫌いだ。 でも、なかには『きみに読む物語』のようにピュアで熱いものもある。 しかしこの作品には、そんな負の感情を吹き飛ばす深い愛や、驚くような展開があるわけでもない。 「他愛」を学ぶねらい(そしておそらく本作のテーマ)のタイムトラベルだったのに、「自愛」に終始している。 発展性がなく、どこまでも閉鎖的だ。 主人公の変化を邦子編で描こうとしたのだろうが、未来人への干渉は、後先考えず勢いで行動しているだけに受け取れるし、更に言えばヤケクソ感が強かった。 ひたすら中年の男女がジタバタともがき、自分を慰めているようにしか見えないのが本作の欠点だと思う。 作中に、「その間、○秒。アニメでいえば、○コマ。」だとかアニメ用語が時々出てくるけど、物語にはほとんど関わりないからうざったいと思った。 職業病という表現なのか?これ書いた俺アニメ関係者だぜドヤァくらいにしか思えない唐突さ。 作中で描くエロアニメの話をもっとクローズアップするくらいじゃないと、この表現が活きないと思うんだけど。 また、二十四時間表記のくせに「午後二十一時〜」という頭の悪い書き方をしており、校閲仕事してくれと思った。

Posted by ブクログ

2018/05/12

軽いタッチのタイムトラベル人情物語。小気味のよいアニメ映画になりそうな感じ。(2016年2月15日読了)

Posted by ブクログ

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